外出自粛でWHOがゲームを推奨! 一方、香川県では規制条例が施行

4月1日から香川県で「ネット・ゲーム依存症対策条例」が施行

何かと話題になった香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」が4月1日から施行になります。
18歳未満を対象に平日はゲームのプレイ時間を1日60分、休日は90分まで。スマートフォンは中学生以下が午後21時まで、それ以外は午後22時までとする目安が設けられました。

罰則規定はないものの、香川県ではゲームを1時間以上プレイすると条例違反になる極めて馬鹿げた規制。そしてこの規制の根拠の一つに挙げられていたのが、世界保健機関(WHO)の「ゲーム障害」疾病認定です。

しかし!
WHOは、武漢肺炎(新型コロナウイルス)で世界的に外出自粛が求められる中、ゲームを推奨!

確かにWHOは中国の下部組織に成り下がり、国際機関としての信用を失墜。テドロス事務総長の発言は最早ただの妄言であり誰も聞く耳を持ちませんが、とはいえ発信している情報の全てが無価値というわけでもありません。恐らくこの騒動後にWHOはWTOと同じように改革、または解体される事になりますが、マシな情報も発信しています。

WHOによると、世界的な外出自粛要請が出る中、自宅で身体を動かすような活動をしてくださいとしていますが、その中には「Play active video games」という文字が躍っています。

世界的にもNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の『リングフィットアドベンチャー』の需要が高まっており大ヒット中。古くはWiiリモコンで遊ぶ『Wiiスポーツ』や、UBIの『Just Dance(ジャストダンス)』、Xboxの『Kinect(キネクト)』といった体感ゲームなどがあります。

単純に翻訳すると「アクティブなゲームで遊んでね」となるので、別に体感ゲームに限った話でもないと思いますが、WHOがゲームで遊べといっている中、規制に乗り出す香川県。

梯子を外された中、条例が4月1日からスタートとなりますが、子供達は家で何をしていれば良いのでしょうか?

外に遊びに行く事も出来ず、家で遊ぶ事も出来ず、過度な規制により子供達が不要で余計なストレスを抱えさせられる香川県。

子供に有りもしない罪の意識を植え付ける

武漢肺炎(新型コロナウイルス)の感染拡大を防ぐ為、学校は休校となり、大人にも出来るだけテレワークなど仕事でも出歩かないよう外出自粛の要請が出る中、家にいる比率というのはどうしても高まっています。

動画を見たり、ゲームで遊んだり、本を読んだりと家庭内アクティビティにも色々とありますが、家にいる間、子供にずっと勉強していなさいと強制することは難しく不可能です。子供達にとってもフラストレーションが溜まる中、ゲームで遊んだりする時間も必要で必然的に増えるでしょう。

しかし香川県ではそれが条例違反です。
幾ら罰則規定がないと言っても、親にとってみれば子供がゲームで遊ぶ事は条例違反を推奨することに他なりません。子供にとっても、自分達が条例違反をしているという全くもってくだらない有りもしない罪の意識を背負わされることになります。

プレイしすぎだなと思えば、両親が時間を区切れば良いだけであって、そして本来家庭内で決めるべきその程度の話でしかなかったものを条例というもので規制してしまったばかりに、今、日本のみならず世界中で外出自粛要請が出されWHOまでもがゲームを推奨している中、香川県だけが現実を全く見ないでゲーム規制に走るという異常事態。

代わりに読書をすれば良いなどと言うのもナンセンスです。外出するなと言ってる以上、読書をするのに本を買いに行くのだって外出にあたります。じゃあ電子書籍で読書すれば良いのではないかと思いますが、スマートフォンの使用時間にも目安を設けて規制しているわけで、なんなのこの自治体?

こういう状況にあって、この期間だけ適用しないといった例外的な運用などもあるわけではなく、体感ゲームを除外するといったような細かな配慮もない。一律で「ネット・ゲーム依存症対策条例」として施行される以上、それ以下でもそれ以上でもありません。

条例が施行される以上、コンプライアンスの面からも各ゲームメーカーは対応する必要があります。アプリゲームなどにおいて18歳未満には課金制限が掛けられていますが、同様に年齢と出身地の登録を義務付け、香川県のプレイヤーは60分でプレイが出来なくなるような制限を掛けるといった事も必要になるかもしれません。ネットにしても香川県からのアクセスを21時以降弾くといった対応が求められる事もあるかもしれません。

いずれにしても条例で決まった以上、条例違反を企業が推奨することは出来ないので香川県をハブる事は仕方がないし、むしろ積極的にやらないといけない事です。

香川県の子供達が本当に可哀想

都合の良くゲームを利用する香川県

香川県では、「うどん県」→「やどん県」として、株式会社ポケモンと協力し、ヤドンを香川県のご当地ポケモンに認定。観光促進のキャンペーンを行っています。

2018年4月1日、香川県は、“エイプリルフールねた”として、「うどん県」を「ヤドン県」に改名するという発表をしました。「ヤドン県」への改名はエイプリルフールのジョークでしたが、うどん県とポケモンの「ヤドン」のコラボレーションは現実となり、4月12日(木)~4月30日(月・祝)の期間、香川県全域において、うどん県×ヤドン「ヤドンパラダイス in 香川」を開催いたします。
豪華賞品が当たるスタンプラリーや『ポケモン GO』のARフォトコンテストの開催、コラボグッズ「ヤドンのうどん」や「ヤドンの和三盆」の限定販売など、盛りだくさんの楽しい企画をご用意いたしました。その他、詳しい情報は、うどん県旅ネット特設ページ(https://www.my-kagawa.jp/yadon-ken/)にてご確認ください。

県内にはヤドンのイラストが描かれたマンホールが設置されたり、限定のヤドングッズが発売されるなど、今年に入っても精力的に活動が行われています。

しかし、それも今年で終わりです。
『ポケットモンスター』は言うまでもなくゲームIPです。

ゲームは規制したいけど、ポケモンの人気は利用したいというのは幾ら何でもクズすぎるというか、むしろそのような浅ましく卑怯で姑息な大人の態度の方が余程子供にとっては悪影響ではないでしょうか?

そもそもいったいどういう理屈で、ゲームを規制しているのに主催が香川県で『ポケモンGO』のイベントが開催出来るのか全く理解出来ません。県外から楽しそうだから行こうと思っても、香川県に入った瞬間、子供達は1時間しかゲームで遊べなくなるので、それでイベントが成立するとは到底思えない。株式会社ポケモンやNianticも、ゲームが規制されているのにイベントをやってくださいと言われても協力しようがないでしょう。

今年でこういった催しも全て終わるのでは?
むしろ終わらさないと、ゲームを規制しているのに「ヤドン県」などといってゲームIPである「ポケモン」を香川県がプッシュすることは、最早大勢の怒りを買うだけであり、やればやるほど香川県のイメージを損なうマイナス効果しか生まなくなってしまいました。

だからこそ未成年は政治に興味を持とう!

日本では学校教育の中で明らかに政治から子供を遠ざけようという圧力があるので、どうしても未成年が政治に関心を示すということが難しくなっています。

しかしお隣の台湾はどうでしょうか?
選挙では極めて投票率が高く、蔡英文総統を筆頭に、若くて専門性を持った優れた人材が大臣に就任しています。

だからこそ台湾では果断な対応で今回の武漢肺炎(新型コロナウイルス)を早期に封じ込める事に成功したし、逆に日本では、習近平やオリンピックや2Fなどといったくだらない配慮を続けた結果失敗してこういう非常事態になってしまいました。

常に中国という危機に直面している事で国民の危機感が高まっているからこそ、それに対応できる人材が求められているが故に若くて優秀な人材が集まるのでしょうが、老人が政治を動かし、個人のエゴ丸出しな「ネット・ゲーム依存症対策条例」などという条例が施行されてしまうようだと日本に危機感を憶えますね。

政治に無関心だとこういう事が起こってしまうのです。
香川県の未来ある子供達は、是非こういう大人にならないでください!

家庭内の教育を条例に丸投げして責任放棄するような無責任な大人になったら終わりです。ましてやパブリックコメントの内容を隠蔽したり議論を非公開にしたり都合が悪いと自白しているようなもの。

建前として都合良く利用していたWHOに梯子を外され、人気IPからも見放され残ったのは非常識な条例のみ

このような大人にならないよう香川県から脱出しよう!

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