感染者と一口に言っても、その実態とは?
緊急事態宣言の解除、「ステップ3」以降に伴う自粛の緩和に伴い、徐々に人出が戻りつつありますが、流石に人口が多いだけあって緩和となったことで、またぞろ新型コロナウイルス(武漢肺炎)による感染者が増えている東京都。
新宿がぶっちぎりの700人オーバー。練馬区、中野区が300人オーバー。次が豊島区で200人オーバー、板橋区が198人と、豊島区に限らず隣接している区に感染者が多いのですが、1週間辺りの増加率では新宿→豊島区と続きます。
そんな中、豊島区ではクラスターが発生となり、感染者数が増加。
再び怯える日々が始まった……と、思いきや、この新規感染者、果たして怯える程のものなのか?
実態を見ると、増加している感染者の多くが濃厚な接触を行う接客業、夜の街関係者ということで、一般的にはあまり気にする必要もないのでは? と思っています。
豊島区さんとしても、クラスター発生の夜の街、ホストクラブに大激怒。
てめぇ、休まんかいワレェ!
と、独自に休業要請。
池袋から再びキャッチの黒服がいなくなるのか!?
独自の休業要請に伴い協力金を支給へ
ホストクラブの従業員に無料でPCR検査を実施する他、豊島区独自にホストクラブに対して休業要請を実施し、東京都に対して協力金を支払うよう財政支援を求めたとのことですが、この辺は再び小池百合子さんが東京都知事になったことで、地元の豊島区としても要望を言い易いツーカーな関係ということでしょうか。
小池百合子さんは豊島区で何かあると今でも良く顔を見せていますし、なんだかんだで豊島区としては有り難い東京都知事であることには変わりません。
しかし、気になるのは幾ら新規感染者が増えたと言っても、たかだかこの程度の人数でこれだけギチギチに規制して、休業要請、協力金の支払いなんていうことをやっているとキリがないというか、そのうち何処かで諦める必要が出てきそう。インフルエンザだとここまで過剰な対応はしませんが、コロナだとそれをやってしまうのは失策に思えてならない……。
新規感染者が0になるということはないので、濃厚接触が起こり易い夜の街での感染拡大というのは必然ですが、こんなんだともう夜の街は再開出来ないのでは?
夜の街で広がっていても、昼の街は通常営業で既に満員電車も再開していますし、そういうところは一向に問題ないと考えると、一般の人は殆ど関係ないわけで、夜の街だけ特別対応というのも変な話というか、イマイチ正当性があるようにも思えないので、今後どう妥協していくかに掛かっていそうです。
夜の街の接客業でソーシャルディスタンスとか、まずやっていないでしょうし、それをホストクラブでやるというのはホストクラブという存在を否定しかねない!
またしばらく、池袋からキャッチが消え去ることになるのでしょうか。
2ヶ月くらい静かだったのが、緩和されて以降、一気に増えましたからね。
夜中、駅前を歩けば自粛要請に従っているかどうかはすぐに分かるので、要注目です!