池袋の「とらのあな」完全女性向けになっていた!

「とらのあな」がこの先生きのこるには

既報も既報で申し訳ないのですが、気づいたの先週です。
先週の深夜に荷物を搬出しているところを偶然見かけて、そういえば「とらのあな」ってどうなってるんだろうと思ったら、いつの間にか完全女性向けになっていました。

じゃあいつから女性向けになっていたのか?

2021年2月17日、池袋店リニューアルオープン!

大規模女性向け総合フロアとして
商業誌から同人誌まで多数のBL作品を取り揃えております!

新しい作品に出会いたいと思ったら、是非当店へご来店ください!
https://www.toranoana.jp/shop/ikebukuro-b/

やべぇ、全然気づかんかった……。

2月17日ということは、だいたい2週間くらい前ですね。
しかしながら2週間もまったく気づかないという時点で、それだけ足が遠のいているということなので、これもしょうがないのかもしれません。

「とらのあな」さんといえば、昨年の一斉閉店に始まり、最近はかなり苦しそう。池袋にもその余波が来ています。

池袋でも、かつては男性向け女性向けの2店舗構成でしたが、それが1店舗2フロアになり、そして今回のリニューアルで7階が完全女性向けの1店舗1フロアになるみたいなので、大幅な規模縮小となっています。

近年の動向を見ると、かろうじて1店舗1フロアだけ残ったとも言え、男性向け不遇はともかく、女性向け特化でも何処までやれるのかかなり未知数。

「とらのあな」が、この先生きのこるには?

男性向けは「メロンブックス」一択の時代へ

同人誌などはイベント、それこそコミケがないと新刊もままならないですし、近年は二次創作よりもオリジナルの勢力が強くなってきていることもあって電子書籍での発売も活発です。

「とらのあな」さんや「メロンブックス」さんなどでは、良くコミケ4日目が発生していましたが、コロナ禍の状況にあってはそういう需要もありませんし、もうどうにもらならなそう。

漫画やラノベなど一般書籍の発売点数は非常に量が多いことから、店舗面積が大きくないと数を揃えられないこともあり、どうしてもそういった総合店としての役割はアニメイトさんが柱として存在するので、「とらのあな」さんや「メロンブックス」さん、「K-BOOKS」さんなどは、アニメイトさんが取り扱わない商材をメインとすることで補完関係が出来上がっていたのですが、その構造が崩れつつあります。

小売り店、飲食店は池袋でさえ相当数潰れまくっているので、全国的に非常に危険水域にあるかと思いますが、1都3県は更なる緊急事態宣言の延長で、耐えられないところも増えそうです。緊急事態宣言が出たり、延長される度に心折れる店舗が大量に出ていると思いますが、オタク向けも例外ではありません。

景気良さそうなのは、保健所の工事がガリガリ進んでいるアニメイトさんくらいなのでは?

一人勝ちの様相を呈しているように見えますが、アニメイトさんはアニメイトさんで何かしら苦労があるでしょうし、あまり適当なことは言えませんが、このままだとどんどんつまらない街になっていきそうで懸念は膨らむばかりです。

しかし池袋の繁華街がこんな状況だと、他はより酷そう。

ほんとこの一年ばかり東京からほぼ出ていませんし、遠出したりも避けているので、なかなか色んな所に行ってその様子を見てくるというのも出来てないのですが、オリンピックとかもうどうでも良くなっている人も多そう。逆にそれを足を引っ張っられているのが煩わしいというか、ただでさえオリンピック関連ではやらかしも多いので尚更不信を買っているのが残念です。

なんだかんだでもう3月ですが、いったいいつになったら正常化するのか、そろそろ限界を迎えつつあるんじゃないでしょうか。

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