睡眠不足は免疫力低下を招く
EUでは国境が封鎖され、人の自由な往来を理念とする共同体幻想の中核を成す「シェンゲン協定」が事実上の崩壊。
命の選別「トリアージ」が進む中、アメリカでも国家非常事態宣言が発令されるなど、1ヶ月前はアジアが中心だった武漢肺炎(新型コロナウイルス)の中心地が欧米諸国にまで波及しています。
特にイタリアやスペインなどでは急激な感染拡大に見舞われており、都市封鎖や外出禁止令などの対応により実体経済が致命的な打撃を受けるなど、金融システムの崩壊を招いたリーマン・ショック以上の激震が世界を襲っています。ついでにバッタも。
気づいてみれば、日本はむしろ被害をナントカ抑え込んでいる方で、医療崩壊も起こさず国民の公衆衛生意識の高さが改めて注目される逆転現象。
PCR検査の数を制限して重症患者の治療にリソースを割いている以上、ここでモノを言うのが本人の「免疫力」です。
管理人もヨーグルトを食べるようにしたり、不足していると思われがちな栄養をサプリメントで摂取したりするように心掛けているのですが、これは直接的に武漢肺炎(新型コロナウイルス)に効果があるというわけではなく、あくまでも自らの体調を適切に管理することによって、免疫力を高め、病気、ウイルスに対して抵抗力を上げるという事が目的です。
こんな状況だからこそ重要なのが「免疫力」。
しかし、ここで意外な事実が発覚。
「免疫力」に大きく影響する「睡眠」。
日本人は世界一睡眠不足だった!?
OECD加盟国中、最低の日本。いいから寝ろ!( ˘ω˘ )スヤァ…
株式会社ブレインスリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:西野精治・道端孝助、以下「ブレインスリープ」)は、個々の睡眠習慣など睡眠状態を直接的に判定する項目のみならず、職場での生産性やストレスの程度、また睡眠時無呼吸症候群 (SAS)のリスクなど、全国47都道府県の1万人(性別・年齢・都道府県で割付した10,343名)を対象に調査した「睡眠偏差値」を日本で初めて発表しました。今後この調査を活用し、睡眠不足世界一の日本国民が抱える睡眠負債の問題を解消すべく様々な活動を行っていきます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000046684.html
OECD(経済協力開発機構)が実施した統計調査「Gender Data Portal 2019」によると、日本人の睡眠時間の平均は7時間22分。
7時間22分!
子供頃8時間は寝なさいと言われていた記憶がありますが、7時間22分なので442分。
アメリカ528分、イギリス508分、フランス513分、スペイン516分、中国542分だそうなので、日本人は圧倒的に寝ていない超睡眠不足国家。逆に中国人はキッチリ9時間寝ているというのも面白いですが、少なくとも日本は世界の中でも類稀な寝ない民族であるということは間違いないようです。
その割には世界でも有数の長寿国として知られているので、睡眠不足だから寿命が短いというわけでもないのでしょうが、とはいえ睡眠不足が決して身体に良い影響をもたらさないという点では議論の余地はないのではないでしょうか。
株式会社ブレインスリープが全国47都道府県の1万人を対象に調査した「睡眠偏差値」によると、調査で得られた睡眠時間の平均は6時間27分と更に短くなっています。
最も睡眠時間の長い県「青森県」6時間40分。
最も睡眠時間の短い県「宮城県」6時間32分。
それぞれ「TOP3」と「WORST3」発表されています。
「東京都」は23位と、ちょうど中間くらいに位置する意外な結果に。
県民性として、のんびり暮らしていそうな「沖縄県」が37位で下位に位置しているなど興味深いデータとなっています。
因みにSASリスクとは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の事だそうです。
肥満の人がなり易いという印象がありますが、SASのリスクが高い人は、睡眠時間も短るなる傾向にあるようです。
睡眠時無呼吸症候群は「睡眠」中に「無呼吸」状態が繰り返され、睡眠が妨げられる病気です。中等度以上(1時間に15回以上の呼吸停止)のSASに罹患していると心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが通常の2~4倍になり、治療せずに放置した人の約4割がおおむね8年以内に死亡するというおそろしいデータもあります。今回の調査では睡眠時無呼吸症候群のリスクが高い人が、日本人全体の22%もいることがわかりました。従来から報告されていますように、肥満傾向のある人ではSASリスクが有為に高くなります。また、SASリスクが高い人の平均睡眠時間は6時間17分で、そうでない人の平均睡眠時間6時間30分に比べて有意に短いことも分かりました。
また職業や年代によっても大きな差があります。
これを見ると、特に引くのが20代の「職業運転手」です。
度々長距離バスなどで、運転手の睡眠不足を原因とする大事故が起きたりしますが、数字的にも統計的にも証明されているようですね!
最も睡眠偏差値が低いのが20代の経営者・役員。
若さを力に無理をしがちということでしょうか。
一方、時間に融通が利く「自営業」、「専業主婦(主夫)」、「無職」は睡眠偏差値が高い傾向にあるのが見て取れます。
自分の健康は自分で管理しよう!
武漢肺炎(新型コロナウイルス)に対する特効薬(ワクチン)の完成が待たれる中、仮に感染していたとしても重症化しない限りは自己の免疫力が重要になります。
風邪やインフルエンザ、その他様々な病気に対しても「免疫力」が重要なのは言うまでもありません。
十分な影響、十分な睡眠、適度な娯楽といった健康的な生活を送る事こそ重要です!
こういう機会でゲームのDL版がセールになっているからといって、管理人のように買いまくって夜通しプレイしているようでは体調を崩して元も子もありません。
それで言うと、こうした自粛という事態になり観光業に大きな影響が出ていますが、現在全国各地でホテルや旅館などの宿泊プランが驚くようなお手軽価格で販売されています。海外からの観光客も激減しており、のんびり寛げてゆったり観光出来るようになっているので、旅行するなら今!
ここは一つ、国民が一致団結して寝ましょう!
( ˘ω˘ )スヤァ…