「ステップ3」に移行でイベントが可能に
緊急事態宣言が解除され以降、指針とされてきたのが事業者への「再開ロードマップ」です。
6月12日から「ステップ3」に移行したことで、大半の自粛要請が解かれ、娯楽施設などの営業が再開出来るようになりました。
といっても、あくまでもまだまだ緩やかな自粛は継続中で、イベントの規制や再開した施設においても、ソーシャルディスタンスの徹底が求められるなど、日常生活が戻ったとは到底いえない状況なのが辛い所です。
因みに改定前は、ステップ3でもライブハウスやカラオケ、スポーツジムなどは自粛が継続されることになっていたのですが、改訂版では可能に。
6月19日からは1000人以下でのイベントも開催可能となり、ようやくちょっと人が集まるような催しが出来るくらいになりつつあります。といっても、これからまた新規感染者が増えるようだと変わってくるので、あくまでも現状が続けばという順次緩和されていくというロードマップですが、いずれにせよロードマップを見ても分かる通り、完全に自粛要請が撤廃されない限り、大規模イベントなどの開催は難しいというのが分かります。
東京ビッグサイトの収容定員半分以下でコミケが開催出来んのか! って事ですね😅
さてさて、いよいよ本格的に営業再開になるところが増えてくるかと思いますが、そうはいっても完全に元通りというわけではなく、どの業種もコロナ後の新しい営業体制を模索していかなければならない状況になっています。
ということで、そんな状況に一石を投じる「ソーシャルディスタンスライブ」が池袋で行われようとしているようです。
場所は、ソーシャルディスタンスカフェでも話題になったアノ場所、イケメンビルこと「IKEMEN BOX(イケメンボックス)」。
仕方ないけど、どうみても動物園!?
なんかこれ……。
6月14日(日)より池袋駅東口徒歩1分のエンターテインメントビル「IKEMEN BOX(イケメンボックス)」(運営:JAPAN IKEMEN PROJECT.LLC)は、2階カフェスペースに演者様向けのイベントスペースをOPENさせる。
東京都の第3ステップになりますと、イベントで1000名以下で定員の半数の入場が可能となる。
IKEMENBOXでは2Fスペースがスタンディングで約200名のキャパシティの為、6月中は1回50名迄のご入場でイベントを実施致します。
コロナ対策の装置として、演者様が立つステージと観客席との間にはアクリルスタンドが完備される他、観客の各座席は十分な距離が確保されます。特典会用のアクリルスタンドごしに、アイドルとファンとが1対1の対面も可能な仕様であり、アルコール消毒の徹底、エントランスにおける体温チェックの実施の徹底をしたイベントの新しいカタチの提案となります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000039723.html◆IKEMEBOX(池袋AKビル)概要
・場所:東京都豊島区東池袋1-2-92F
・2Fイベントスペース ご予約: https://www.ak-reservation.com/sdc・IKEMENBOX Twitter:https://twitter.com/ikemen_AK
まるで、動物園で珍獣を眺めるような気分を味わえる!
ソーシャルディスタンスの精神に則り、客席のスペースを広く取り、かつステージと客席との間にアクリル板を引く事によって、ライブイベントなどを復活させようじゃないか! という試みなのですが、こう席同士の間が空いていると、盛り上がり難いような気がしなくもありません😅
しかも、透明なアクリル板とはいえステージと隔離されていることで、ライブイベントというより、動物園や水族館にいるような気分になりそうです(笑)
副次的なメリットを考えるとステージ上が安心ということでしょうか。たま厄介がステージにモノを投げ込んだりして問題になることがありますが、こういった形ならそういう事態でも安心なのは安心ですね。
対面スペースも用意されており、ガッツリ四方をアクリル板で囲まれているという完全防備。でもこれって、傍目には刑事ドラマなどで良く見る服役している受刑者に会いに行ったときみたいな……。
縁起でもないこと言うのは止めますが、何にしてもこれからしばらくは、何処もこういう形で営業をしていかざるを得ないというのが日本の現状なので、先陣を切ってこういう対応をしてくれることは有難いですね!
実際、イベント事業者や出演者、販促などもそうですが、あらゆるそうしたエンターテイメントが規制される状況だったので、娯楽が失われ人々の気分もどうしても落ち込むような状態だったので、明るい話題はなんでも大歓迎です。
コラボカフェなども続々再開していますし、これから映画などの新作上映もスタートしていくと思いますが、映画などは1席ずつ開けて座るような形になるんじゃないでしょうか。そうなると当然動員数も半分に落ちるので上映期間が倍になったりといった対応なども求められていく事になるのではないでしょうか。
まだまだ先は長い。