なぜベストを尽くしてしまったのか!
FOOOOOOOOOOOOO!
長らく池袋の課題だったアノ問題が遂に解決!
それもとんでもない手段を持って強引に突破するという「力こそが正義!」と言わんばかりの物凄い解決策が提示されました。
キャパシティ足りない問題
「東池袋1丁目地区都市計画」究極の大改造により、池袋が更なる次元へ飛躍することになりそうです!
物足りない池袋のイベント会場。人が集まっても受け止めきれない
池袋のイベント会場と言えば、代表的な施設がサンシャインシティの展示ホールです。
A~Dまでの展示ホールがあり、4つのホールを合わせた合計は約12,500㎡。
展示場として様々なイベントで活用されており、一般的な展示イベントは勿論の事、『ラブライブ!』の「スクフェス感謝祭」や「ガルパーティ!&スタリラ祭」などのイベントなどでもお馴染みです。他にも毎月定期開催されているコスプレイベント「アコスタ」や同人誌即売会の「サンシャインクリエイション」など、オタク層に取っても欠かせない会場であり非常に重宝されています。
しかし、そんなサンシャインシティ 展示ホールにも限界があります。
毎年開催されている女性向けコンテンツの祭典「アニメイトガールズフェスティバル」(AGF)は、10万人規模のイベントに成長していますが、サンシャインシティ 展示ホールだけでは会場のキャパシティが足りない為、サテライト会場を作り会場を分散させたり、チケットを時間別に分けて入場時間を調節するといった工夫を行っています。
かつてコミケと同様の徹夜組が大きく問題になった事もあり対応に迫られたのですが、いずれにしてもこうした問題が会場のキャパシティが足りない事に起因しているのは間違いありません。
これまで池袋では、「Hareza池袋」や「グランドシネマサンシャイン」、「MixaliveTokyo(ミクサライブ東京)」といった拠点となるランドマークが次々に開業したものの、劇場は増えてもイベントを開催出来るような大規模な施設が足りず、それはこの先、池袋が文化の発信拠点として様々なイベントを開催したり誘致したりする際にどうしても欠かせない最後のピースと言ってもいい状況でした。
しかし!
会場足りない問題もここに解決。
巨大イベント会場が池袋に誕生!
イベントホール(約4,300㎡)+⽂化体験施設(約4,400㎡)
入江先生のTwitterで公開されていたのですが、この場所は次の整備地域として予定されていました。
明治通りを進んで首都高速5号池袋線と合流する六つ又交差点のところですね!
資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/tokyoken/tokyotoshisaisei/dai17/shiryou1.pdf
ビッグカメラやヤマダ電機が並んでいる通り(明治通り)を真っ直ぐ進み、ちょうど交番があるところというのがイメージし易いでしょうか。「Hareza池袋」などにも近く、一見すると池袋の繁華街エリアに含まれているようにも見えますが、こちら側は人通りもかなり少なく閑静なエリアです。東口は分かり易くここで人の流れが途切れているというのが池袋の特徴。いわばサンシャインシティのような終点部分に位置しています。
そこに何と地上30階/地下3階建ての巨大施設が誕生!
いったいどんな施設が出来るのかと思ったら、完全にもう今の池袋の方向性を補完する事が目的という、オタクの為にあるようなビル!
もう1度言っておくね。
オタクの為にあるようなビル!
特に注目は、イベント会場足りない問題の解決策となるイベントホール&文化体験施設です。
地下のイベントホール(約4,300㎡)、2~3階に予定されている⽂化体験施設(約4,400㎡)という巨大なものとなっています。
特にイベントホール(約4,300㎡)という敷地面積は、サンシャインシティのどの展示場よりも巨大です。展示ホールAは、A1+A2+A3の合計面積が3,969㎡となっています。しかし展示ホールA1とA2、A3は通路で分断されているので1フロアというわけではありません。また他のB~Dまでの展示場はAと比べるとかなり狭いので比較になりません。
新たに予定されているイベントホール(約4,300㎡)という敷地面積は、みんな大好き東京ビッグサイトの東ホールがそれぞれ1~6まで各8,670㎡なので、ちょうど東1ホールの半分くらいの面積です。新しく拡張された南展示棟が南1~4まで各5000㎡なので、それに並ぶ巨大イベントホールということになります。
興奮してきたな(サン〇ウィッ〇マン)
実質的に南ホール並の施設が誕生するわけで、これはもうこれまで悩みの種だった会場のキャパシティ足りない問題に光を指す画期的解決策となることは確実!
1フロアの巨大イベントホールの誕生が与える影響は極めて大きなものになることが予想されます。何かとライブでも活用される幕張メッセのイベントホール(アリーナ面積3,098m²)より広いので、座席は仮設で段差のない平面のみですが、中規模程度ライブの開催も可能でしょうし、年間の稼働率は相当なものになる人気会場となりそうです。
ましてや従来イベント会場が置かれているような「離れ」ではなく、JR池袋東口駅から明治通りを直線距離で約5分程度の徒歩圏内という極めて優れた立地。完全に街中にあるので時間を気にする必要もありません。
2~3階の文化体験施設も合計で約4,400㎡と巨大で、その活用方法も完全にオタク向けという、かつてここまで豪快にオタク向けに特化したビルがあっただろうかと言わんばかりの全力投球。
最早、池袋の命運はオタクに掛かっていると言っても過言ではない!
サンシャインクリエイションのような同人誌即売会としての会場や、コスプレイベントのアコスタも会場を分けてこちらでも開催というような活用も行われるでしょうし、展示イベントなども百花繚乱、夢広がりんぐな施設となりそうです。
何よりこれまで池袋東口駅からサンシャインシティまでだった縦方向の人の流れが、サンシャインシティから「東池袋1丁目地区都市計画」に建設予定の商業施設、そして「Hareza池袋」といったような横方向に流れる事になり、これまでより格段に回遊性が増すことが予想されるので、より賑わいが目に見えるような形になりますね!
目の前が交番なので治安の面も安心です!
駅からも一直線で迷う心配もありませんし、池袋のオタク街が更に拡大してしまう……。
他にも乙女ロードの旧アムラックス東京がサンシャインシティさんによって第2第3の変身を残していますし、秋葉原とは正反対に行政主導によりオタク街化していくこの池袋の挑戦は、その結果がどうなるのか全く見通せない未知の領域に入っているだけに、可能性は無限大で大きなロマンを秘めています。
上層階はオフィスということなので、折角下の階がこういった施設なのであれば、オフィスもゲーム会社などを集めるといったような一定の方向性を持った形も面白いかもしれませんね!
企業が池袋に集まりつつある?
企画・運営にKADOKAWA(角川)が入っているなど、最初からこのような体制というのも面白い!
「MixaliveTokyo(ミクサライブ東京)」は講談社。他にもテレビ東京やブシロード、キングレコードなどが入っており、「Hareza池袋」にはドワンゴやポニーキャニオン。サンシャインシティにはバンダイナムコや集英社、ポケモン、そして池袋保健所跡地を丸々魔改造の中心地にアニメイトとエンターテイメント企業も続々と集まりつつあります。細かい所で言えば、コーエーテクモやカプコンといった各社コラボカフェなども揃っており、女性向けの総本山オトメイトによるオトメイトビルなど、池袋のエンターテイメント領域は拡大しています。
こうなってくるとそれ自体に意味があるというか、折角これだけ集まりつつあるのであれば、池袋発信で何か全く新しい事が出来るのではないかと思うのですが、やはり池袋ハリウッド化計画を進めるしか……。
各社それぞれ何かやるというのも面白いですが、横断的に盛大に何かがやれれば、より一段と面白い街になっていきそうです!