VRアミューズメント施設「MAZARIA(マザリア)」が運営終了!

「アニメとゲームに入る場所 MAZARIA」が閉場!

えー!?

サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 3階で運営していたバンダイナムコさんが手掛けるVRアミューズメント施設「MAZARIA(マザリア)」が、8/31を持って閉場となることが発表されました。

 

「MAZARIA」の前は、集英社のジャンプ作品を集めた「J-WORLD」が展開されており、新しく「MAZARIA(マザリア)」がスタートしたのは、昨年2019年7月からなので、事実上約1年での運営終了ということに。

パッと見、外観からも分かりますが、とても力を入れており、ある意味、サンシャインシティの目玉のような施設でもあったのですが、わずか一年で撤退というのは寂しい。

管理人も何度か行ったことがあるだけに残念です。
これも新型コロナウイルス(武漢肺炎)の影響なんでしょうか……?

企画されていた「エヴァンゲリオンVR 始動、イケブクロ作戦」は閉場に伴い中止になるとのこと。こうした企画が予定されていたということは、閉場が決まったのはギリギリのタイミング。新型コロナウイルスの感染者が再び増えている中、エンターテイメント施設に対して再び休業要請が出てもおかしくないという中、やむにやまれぬ判断ということなのでしょうか。

ますますVRで遊べる施設が減っていくなぁ……。

今度はどーなる跡地問題

新型コロナウイルス(武漢肺炎)による影響は大きく、「とらのあな」さんなども全国で複数の店舗が一気に閉店になっています。3ヶ月で8店舗という大規模な縮小。幸い東京は変わらずの状況ですが、ただでさえ数が少ない地方のオタクショップがこういう形で減るのは悲しいです。地方といっても、ガタケットの新潟、他も福岡、仙台、京都、横浜など大都市ばかり。それでも厳しいというのは相当ですね。因みに池袋の「とらのあな」さんも、2店舗あったのが1店舗に縮小されています。グリーン通りの方からは撤退。

ただこちらは、ハッキリと新型コロナウイルス(武漢肺炎)の影響というのが明示されています。実際問題、自粛要請で営業することが出来ず、更にコミケも中止となれば同人誌の新刊などの需要もなくなりますし、オリンピックを延期したことで、コロナと合わせて夏コミどころか冬コミも中止、来年の見通しも怪しい状況となっているだけに影響を受けずにはいられません。小売り店がこの調子ということは、印刷所なども厳しそうですし、倒産もこれから増えていきそう。

「MAZARIA(マザリア)」さんの方は、「諸般の事情」となっていますが、新型コロナウイルス(武漢肺炎)の影響は当然あるとして、他の要素としてはVRアミューズメントの限界なんでしょうか。もともとVR機材の清掃などでスタッフを多めに抱えないといけないという事情もあるみたいですが、コロナで更に徹底した感染防止対策が求められるという2重苦です。VRアミューズメントが複数回体験するのは向かないという性質もあり、なかなか厳しそう。アクティビティは豊富で面白いものが揃っているだけに本当に勿体ないです。

池袋ではかつて、アドアーズで「VR PRAK TOKYO」を展開したところ、わずか4か月で撤退となったりしていましたが、新宿の「VR ZONE」も運営が終了しましたし、VRアミューズメント施設自体が非常に少なくなっています。「VR PRAK TOKYO」は新宿もなくなり、今だと渋谷だけかな?

こうなると気になるのは跡地をどうするのかという問題ですが、サンシャインシティさんの一等地だけに、バンダイナムコさんの企画力に期待するしかありません。

立地的なポテンシャルは物凄いですし、元がナムコナンジャタウンであることを考えると、恐らくバンダイナムコさんが何かしらやるスペースになると思うのですが、ジャンプ→VRときて、次に何を展開する施設になるのか。スペースも広いですし、面白いことが幾らでも出来る場所なので、盛り上がるような施設だと嬉しい。

因みに下のフロアである2階は良い感じでポケモンに制圧されつつあります。3階は「MAZARIA(マザリア)」さん以外はほぼレストラン街という構成なので、なかなか2階のようにもいきませんが、いっそもうソーシャルディスタンスを前提とした施設展開になったりして……。

いつまでこの災禍が続くのか、いい加減うんざりしている人もお店も多いと思いますが、既に8月。この状況ではまだまだ落ち着きそうにありませんが、跡地をどうするか問題もまとまるまでには時間が掛かりそう……。

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