「まんだらけ那由多」、満を持して池袋P’PARCOに誕生!
桁がデカい!
ツッコミも冴え渡ったところで、なんと12/21からJR池袋駅東口に隣接する池袋PARCO 別館池袋P’PARCO 地下2階にて「まんだらけ那由多」がOPENするそうです!
那由多って何桁なの!?
思わず動揺を隠せませんが、お洒落感のあるPARCOにそぐわないこの圧倒的レトロ感!
「Hareza池袋」が先行開業になった11月以降、サンシャインシティなども含めて、とにかく動きが早く、矢継ぎ早に新しい店舗の情報などが入り乱れている池袋ですが、パルコさんも例外ではないようです。全てが同じタイミングで動いているというこのダイナミズムは凄いですね!
管理人も今の今まで全然知りませんでした。
これまでは地下1階、地下2階がニコニコ本社になっており、地下1階に「ニコぶくろスタジオ」、地下2階がイベントスペースだった池袋P’PARCO。
ニコニコ本社が「Hareza池袋」のハレスタに移転したことでフロアが空いていたのですが、そこに「まんだらけ」さんが入る形になったみたいです。
探して止まない玩具を!欲しくて堪らない玩具を!まだ見ぬ玩具を探して彷徨う同胞たちよ!
まずは中野に!続いて渋谷に!コンプレックスに夢抱いて秋葉原へ!
それでもまだだ!もっともっと!と求める声にお応えするため、池袋に燦然と輝く大・拡・張!
その物量!そのジャンル数!その可能性!千では足りない、万では被る、億程度では物足らない!
数で表すならば、すなわち那由多!
https://www.mandarake.co.jp/dir/nyt/newopen.html
何故「那由多」なのかと言えば、品揃えが億では足りない那由多の圧倒的物量だそうです。
OPENしたら商品の数えこようと思います!
超合金、ダイキャスト、レトロプラトイ、美少女フィギュア…etc
今ではすっかり池袋P’PARCOの看板だったテレビちゃんモニターも撤去されています。
ニコニコ本社さんの移転は残念ですが、移転先が中心地の「Hareza池袋」なので、事実上の栄転と言って良いのではないでしょうか?
さて、「まんだらけ那由多」ですが、取扱商品が【超合金、ダイキャスト、レトロプラトイ、ヴィンテージ、美少女フィギュア、ガンプラ、絶版、限定、抽選物…etc】など、多岐に渡っています。
中には100万円を超えるような高額商品もあるとか……。
ロボや特撮など、男性向けの商品が多そうですね!
再放送がまさかのタイミングで!今は1993年だったのか!?
吹けよ勇者旋風!パワーを全開!当時品もご用意してます!
当時っぽさが詰まった由緒正しいタカラのおもちゃ!12/21(土)はレッツマイトガイン! pic.twitter.com/lCApZ2nMB7
— まんだらけ那由多 (@MandarakeNayuta) November 17, 2019
公式Twitterも開設されており、商品の紹介をしています。
テンションMAXなのが面白いのですが、紹介している商品がレトロなものばかりです 😂
『勇者特急マイトガイン』と言えばアレですね。定刻通りに参上して動輪剣で敵を倒していく勇者ロボです。
因みに最終回が非常に有名な作品なのですが、ラスボスのブラックノワール、そして勇人やマイトガイン達の世界は実は……。
『勇者特急マイトガイン』が放送されたのは1993年~1994年。
今年の夏に上映された『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、メタフィクションで終わるラストの展開が酷評されましたが、アニメでは1993年の『マイトガイン』、映画では1999年の『マトリックス』、ゲームでは2003年の『スターオーシャン3』と、ああいったオチはとっくにやり尽くされてきた展開だったというのが大きかったのではないでしょうか。それを特に意味もなくドラクエでやってしまったところが……。
乙女ロードの店舗とは全く違うラインナップに?
「まんだらけ」さんは乙女ロードにも店舗があります。
「まんだらけ池袋店」は、正確には首都高速5号池袋線から乙女ロードに入る交差点の所に店舗があり、随分と長くあの場所で営業されている乙女ロードの老舗ですが、そちらの品揃えは完全に女性向けに特化しています。
BL・少女コミック、女性向け同人誌、コスプレ、男性アイドル、ドールといった乙女ロードらしい品揃えに。
しかし、「まんだらけ」さんと言えば、やはりイメージとしては中野ブロードウェイにあるマニアックな玩具を取り扱っているお店というのが一般的なんじゃないでしょうか。池袋P’PARCOの「まんだらけ那由多」は、まさにそのイメージ通りの「まんだらけ」という店舗になっています!
特撮や玩具も大好きな管理人としては足繁く通う事になりそうな「まんだらけ那由多」ですが、ますます池袋P’PARCOが魔境になりますね!
池袋P’PARCOの公式HPを見ると、2階~4階は「ファッション&バラエティー」になっていますが、ただでさえバラエティーという名のオタク層向けの期間限定ショップや「Rejet shop」などが幅を利かせて押し出されつつある上に、5階~6階の「タワーレコード池袋店」は、池袋のトレンドに全力投球で11月29日から5階を丸ごとアニメとイベントスペースにするアニメ専門SHOP「TOWERanime」へとリニューアルしたばかりです。
従来のジャンルは全て6階へ移動し、5階はアニメをメインに展開していくという大胆なリニューアルを行っただけに、そうした状況で地下2階には「まんだらけ那由多」が入るとなれば、池袋P’PARCOが徐々にオタク層に侵食されつつあるのは自明の理!
周辺環境が、こうして徐々に変化していかざるを得ないというのが、今の池袋がどういう状況にあるのか如実に表しているのではないでしょうか?
「まんだらけ那由多」まで、お宝を探しに行きましょう!
「まんだらけ那由多」遂にOPEN!※追記
ということで、OPENしたばかりの「まんだらけ那由多」に行って来ました!
すっかり大人の秘密基地といった様相に!
以前はニコニコ本社、カフェなどが入っていましたが、その面影はすっかりなくなっています。
中野ブロードウェイ感がありますね!🤣
池袋には昔から乙女ロードの方に「まんだらけ」さんがありますが、そちらとは全く違う店舗構成。取り扱っている商品的にこちらは男性向けの品揃えが強そうです。超合金は男のロマン。店内には超合金の他、プラモデルやフィギュアなどが所狭しと並べられており、ファンには堪らない空間となっています。
同様の店舗だと、池袋マルイさんの7階に「密林(JANGLE)」という店舗があるのですが(Amazonではない)、違いとしては高額な商品が多い「まんだらけ那由多」さんに対し、プライズフィギュアなど比較的軽めの商品が多い「密林(JANGLE)」さんといった感じではないでしょうか。差別化出来ていて良いと思います。
店舗の雰囲気としては断然「まんだらけ那由多」さんの方が隠れ家的な背徳さに満ちていますが(笑)
池袋といえば「乙女の聖地」ということで、あまり男性向けは強くないという印象を持たれていますが、外国人観光客も多いアニメイト池袋本店さんの客層を見ても明らかな通り、近年はもうあまり女性向けだけに特化しているというわけでもないので、秋葉原の衰退著しい今、池袋は統合的なオタク街として機能しつつあるんじゃないでしょうか。
といっても、秋葉原と同じ道を辿っているわけではなく、池袋は池袋で独自に進化し同じ轍を踏まないようにしているところがあるので、これからどのように変化していくのかは全く分かりません。この先どうなるのかは全く未知数であり、まさしく「可能性の獣」と言える池袋UCの活躍にご期待ください!(勝利BGMが流れる)