インフルエンザに様?
インフルエンザ流行の兆しが見え始める中、日々働いている皆さんお疲れ様です!
区職員の方々も年末年始で忙しいであろうと思いますが、気になっていたこのトピックス。
「インフルエンザ様疾患による区立学校等の臨時休業の状況」
http://www.city.toshima.lg.jp/354/kosodate/gakko/sho-chu/gakkohoken/028718.html
インフルエンザ様!
何故、急にインフルエンザを崇め奉っているんだろう……?
モルダー、あなた疲れているのよ
と、一瞬思ったのですが、疲れているのは管理人の方でした🤣
インフルエンザ様と敬称を付けて崇め奉っているわけではなく、「様疾患」、或いは「様症状」。
「様疾患」とは、〇〇という病気で発生する症状と良く似た疾患という意味です。
発熱や頭痛、筋肉痛や関節痛、悪寒といったインフルエンザに罹ったとき発生する症状を「インフルエンザ様症状」と言い、これらの異常が見られればインフルエンザに罹患している恐れがあるという意味合いになります。
他にも「アナフィラキシー様症状」、「風邪様症状」など、人体に複数の異常が発生するものを、その病気の「様症状」という形で表記するみたいですね。
意外と知らなくて勉強になりました!
うっかり、様なんて付けてるんじゃねーよ誤字かよwww
とか恥ずかしいツッコミを入れなくて良かった……。
インフルエンザ、昨年より早いペースで流行か?
流石に上記だけで終わってしまうとアレな記事すぎるので、真面目にインフルエンザについてお勉強。
2019年 第48週(11月25日~12月1日)のインフルエンザ流行レベルマップです。
北海道と福島県では既にかなりインフルエンザが流行してきている様子が伺えます。
東京、埼玉、神奈川も黄色になっていますが、その周辺ではまだ流行の兆しが見えません。
年齢別では0歳(15例)、1~9歳(137例)、10代(28例)、20代(7例)、30代(6例)、40代(9例)、50代(10例)、60代(20例)、70代(30例)、80歳以上(44例)となっているそうです。
こうして改めてみると、インフルエンザは子供と高齢者が掛かり易い病気ということが良く分かりますね!
とはいえ、大人でも油断出来ません。
なかなか仕事が休めないという人が多いかと思いますが、感染力の強いインフルエンザに罹り出勤する事は、むしろ職場にダメージを与える行為なので、出勤された方が迷惑です。
最近では日本でもようやく災害時の出勤や年末年始の営業、深夜営業の見直しなど、労働環境について改善と理解が進みつつあるので、インフルエンザに罹患したとき、サッと気兼ねなく休める体制がいち早く構築されることを願うばかりです。
因みに今年のインフルエンザは、昨年よりも非常に早いペースで感染が拡大しており、例年は年明け以降がピークになるところ、今年は年末に掛けて年内にピークが来る予想となっているそうです。
年末には冬コミに参加されるという方も多いと思いますが、体調にはお気を付けください!
外国人の訪日が増える一方、弊害も?
訪日外国人観光客が3000万人を超えたそうですが、観光以外に人出不足から外国人労働者も非常に増えています。
そんな中恐ろしい見解が!
今年、インフルエンザの流行が非常に早い理由として、外国人が増えたことにより海外から持ち込まれているのではという見解が出ていましたが、同様に今年国内で26年ぶりに発生した豚コレラも、外国人が持ち込んだものと言われているそうです。
ヒアリもそうですが、国内外の移動が活発になることで大きなプラスもある一方、そうした部分でのマイナスというのがどうしても発生していくものなんでしょうね。検疫を担当されている方々には頭が上がりませんが、目に見えないだけに「モノ」より防ぐのが困難なのは想像に難くありません。
日本は島国なので、日本列島自体がある意味では隔離されたクリーンルーム的な清潔さを持つだけに、大陸からのそうした良からぬ侵害というのは影響が大きいと言えそうです。
そういえば、2002年にSRASが中国で発生したとき、封じ込めに失敗したことで香港などでは甚大な影響が出ましたが、日本にこれだけ訪日外国人が増えている中、同じような状況になった場合、被害はかつての比ではない深刻な事になりそうです。まさにパンデミックが起こる恐れが……。
考えてみれば、既にPM2.5などは大陸からの偏西風で日本の九州地方なども影響が出ていますし、インフルエンザも抗生物質が効かない新型の発生するなど、人間と病気の飽くなき戦いは続いていくのかもしれません。
とりあえず個人レベルでやれることは、うがい手洗いといった当たり前の予防ですが、しかしその基本こそが効果絶大!
来年も元気でお会いする為に、しっかり予防対策しておきましょう。