池袋に存在するメタバース、ミラーワールドに遊びに行こう!

  • 2021年11月24日
  • 2021年11月24日
  • 雑記
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ここがバーチャル池袋……

Facebookが自社の名前をMeta(メタ)に変更するなど、次なるトレンドとして注目を浴びているメタバース。

メタバース(仮想空間)は一見すると新しい言葉に聞こえますが、実はリバイバルブームというか、10年以上前にもセカンドライフの流行により、これからは仮想空間が熱い! という流れがあったことを考えると、今の時代の技術でもう一度挑戦といった意味合いが強いような気がします。

そう、この記事は管理人がメタバース言いたいだけだろという思惑で書かれている記事なのです。

メタバースによる需要増を見込んでか半導体大手エヌビディアの株がまたして高騰していましたが、Facebookが力を入れる背景にはメタバースによって、SNSの発展、進化を見越していることは間違いありません。

メタバース(仮想空間)内で、自由にアバターを使って交流したり、今後どんどん企業が参入することで、ショッピングや娯楽などバーチャル空間で楽しめるようになるといった、もう一つの世界の構築が急激に進んでいます。

そこで、早速メタバース体験ということで、今回は池袋に存在するメタバース、池袋ミラーワールドに行ってみた!

何処かで見たことあるような景色……

池袋ミラーワールドには、バーチャル池袋東口、バーチャル池袋西口や、バーチャルサンシャイン60通り、バーチャルジュンク堂などがあったりします。あ、バーチャル乙女ロードはないです。今後に期待しましょう。池袋駅周辺エリアを詳細にバーチャル化してあるわけではなく、なんとなく全体を模しつつ、特定の企業や店舗がバーチャル化されているという感じです。

大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、2021年3月27日にオープンする株式会社テレビ東京(本社:東京都港区 代表取締役社長:石川一郎 以下:テレビ東京)運営のバーチャル空間「池袋ミラーワールド」に参画します。DNPグループのジュンク堂書店池袋本店を「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」として「池袋ミラーワールド」に構築し、本というコンテンツと書店というメディアの新たな価値を提供する「バーチャル書店」の事業化に取り組みます。本を基軸としたイベントやサロンなどの新しいコミュニティモデルの開発、リアルとバーチャルを連動させた広告・プロモーション事業の開発、ハイブリット型総合書店「honto」やジュンク堂書店池袋本店との連動による書籍拡販モデルの開発等を行います。
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10159371_1587.html

バーチャルジュンク堂さんでは、書籍のプロモーションなども今後展開していくそうですが、バーチャル書店で電子書籍が買えたりといったサービスの拡充がこれから行われていくのでしょうか。バーチャル空間にある書店にわざわざアバターで出掛けて、そこで電子書籍を買うとかになったら、良い感じでアナログとデジタルが融合した不思議な体験を味わえそう。

今のところはまだまだスタートしたばかりで何もない状態なので、早く盛り上がって欲しいモノです!

今後参入企業が増えれば、空間内がもっと賑やかになっていくのかもしれませんが、それはそれで困難な道のり。街中にはモニュメントや広告看板、ポスターなど勝手に使うわけにもいかないものは多々ありますし、施設や店舗の開業や閉鎖、取り壊しや新築など現実世界の変化にその都度仮想空間が追随するのは相当大変です。

選挙の時などに、バーチャル駅前でアバターの議員が演説していたりとかするとより現実味が増しそうですが、何が何処まで出来るのか、それがハッキリしてこないとメタバースの普及はまだまだ前途多難ですね。その空間内で出来ることの制約がメタバースの未来を決めることになるのかもしれません。

サイバーパンク2077のナイトシティのような仮想の都市空間が舞台というのも面白そうですが、現実空間の模倣とどちらが主流になっていくのかにも注目です!

そのうちGoogleとかがGoogleMAPの情報を使って丸ごとメタバース化する力技に出たりするのではないかと密かに思っているのですが、それだと本当にメタバース上に存在する第二の地球になりそう。

因みに池袋ミラーワールドを手掛けているのはテレビ東京さんで、ミクサライブ東京を中心にテレビ東京さんは池袋で積極的に活動中。

池袋ミラーワールド内では、アバターを使用したり、ビューモードで移動したり出来る他、VRにも対応しています。テレビ東京さんのショップでは実際に商品を購入したりも出来るのですが、如何せんまだまだ未知数というか、空間内を多くのアバターが歩き回っているといったこともなく、チャット機能などはあったりするもののチャットする相手がいません。😢

イベントなども開催されているので、そのときは人が集まるのかもしれませんが、常時空間内で楽しめるといった状況にはまだまだ至っておらず、コンテンツ不足により空間内は寂しい。今度どうなっていくのか更なる発展に期待したいところです!

それにしても池袋に限らず、バーチャル渋谷やバーチャル新宿、バーチャル秋葉原などゾクゾク誕生していますが、得てしてこれまでの経緯を踏まえると、結局こういうインフラを整備して大きなサービスとして成り立たせるのはアメリカ企業の巨大資本のような気がしてならない……。

SNSの高齢化をメタバースは救うのか!?

Facebook、Twitter、Instagram、TikTokなど様々なSNSが存在しますが、メタバースに力を入れるFacebookが危機感を憶えるのは分かります。

実際にFacebookが若者離れ、高齢化しているという内部調査も出ていましたが、半分クローズドなSNSであるFacebookをシニア世代が好むのはなんとなく分かるじゃないですか。

そもそもFacebook、Twitter、Instagram、TikTokといった並びが、そっくりそのまま使用者の年齢構成みたいなところがありそうですしね。左から順に40代、30代、20代、10代の主流なSNSみたいな。

気になるのは、こうしたSNSは利用者がそのままスライドするのであって、乗り換えが起こるわけではないのではないかということです。上の世代から下の世代のSNSへ移行することはあっても、Twitterをメインに使っていた人がFacebookに乗り換えたり、下の世代から上の世代のSNSに乗り換えることはまずないように思うのですが、そう考えるとSNSは幅広い世代が利用しているように見えて、案外断絶しているようにも思えます。

Twitterもこれからどんどん人が離れていきそう。若い人の主要なSNSに今後Twitterは成りえないでしょうね。

Twitterのおすすめとトレンドはいつからあんなに気持ち悪くなったのか……。
ハッシュタグで政治系のトレンドとか、あんなのばっかりトレンドに入ってるようなSNSを使いたいか? と言われればNOです。大抵オタク系のワードとどちらか或いは両方が並んでいるという光景がお馴染みですが、政治系のおすすめやトレンドは特に憎しみというか憎悪が籠っているような見るからに不快にしかならないワードが多いので、もし仮に自分が10代だったらまずTwitterは使わない。確実に忌避しています。

そういう単語をハッシュタグを付けて呟いている側からすれば、トレンドに入ることで多くの人の目に留まり、自分達の主義主張が拡散され広く伝わっていくかのような錯覚を起こすのだと思いますが、実際には逆効果というか、敬遠される要素にしかなっていないように思う。

こういう一連の流れを見ていると、SNSの趨勢とは、そのとき主流のSNSに不満を持った若い層が新しいSNSに移行していくことで次の主流が誕生する世代分散型になっており、一サービスであるSNSの限界を感じてしまう。

メタバースはそうしたSNSの弊害を乗り越えることが出来るのか!?

それにオンラインゲームとかでも女性のアバターを使っているだけでナンパしてくる人とかもいますし、アバターも良し悪しだよね。

メタバースの未来は色んな意味で問題が山積している!

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