期間限定!「旧池袋保健所」最後の雄姿を見逃すな!
2019年11月、アニメイトさんに36億円で売却が決定した「旧池袋保健所」が、いよいよ本格的に稼働するみたい!
遂に「旧池袋保健所」跡地の活用が始まります。
4月25日から期間限定で「アニメイト池袋テンポラリーストア」としての運用がスタート!
OPENに先駆け、2月1日からプレオープンとして『弱虫ペダル GLORY LINE』、『〈物語〉フェス』、『鬼滅の刃』などの期間限定オンリーショップも続々開催予定となっています。
アニメ、コミック、ゲームの専門店アニメイトは東京・池袋に「アニメイト池袋テンポラリーストア」を4月25日に期間限定オープンいたします。場所はアニメイト池袋本店の横(旧豊島区保健所跡)となります。アニメイト池袋テンポラリーストアでは展示会・イベント・サイン会・オンリーショップ等の催事を多数開催予定です。
■店舗情報
【店名】
アニメイト池袋テンポラリーストア
【オープン日】
2020年4月25日
プレオープン:2月1日
【場所】
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-9
【営業時間】
平日13時~21時(予定) 土日祝日10時~21時(予定)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001596.000016756.html
何かと話題沸騰中の『鬼滅の刃』ですが、まさに待望のオンリーショップだけに大混雑になりそう。アコスタやコミケなどでもコスプレをしている人を多数見かけましたし、単行本の最新刊が『ONE PIECE』を超えたというのも凄い!
ジャンプ的にも待望の大ヒット作品ということもあり、全力で推していくタイミングだけに気合が入っているんじゃないでしょうか🤣
いよいよ動き出した「旧池袋保健所」跡地。
僅か半年間、「旧池袋保健所」の雄姿を見届けましょう!
2つの期間限定。半年間の「アニメイト池袋テンポラリーストア」



「アニメイト池袋テンポラリーストア」は、2つの期間限定で成り立っています。
「アニメイト池袋テンポラリーストア」内で開催される一般的な期間限定ショップと、そしてもう一つは「アニメイト池袋テンポラリーストア」自体が半年間だけ運用される期間限定での営業です。
2020東京オリンピック・パラリンピック開催期間中は、「旧池袋保健所」跡地を「特定活用期間」として運用する計画となっています。この「特定活用期間」に該当するのが、「アニメイト池袋テンポラリーストア」です。
折角オリンピックで盛り上がっている期間に取り壊して使えなくするのは勿体ないということもあり、こうした形での運用になっているものと思われます。この「特定活用期間」は、2020東京オリンピック・パラリンピックが終了する9月までとなっており、「旧池袋保健所」の解体が始まるのは10月以降。
そこから「池袋アニメシティ構想」に向けて、「旧池袋保健所」跡地にアニメイトさんが「アニメイト池袋本店」と合体する新しいビル「Anipla」を建設予定という計画になっています。
よって、この「アニメイト池袋テンポラリーストア」は、4月25日にOPENした後、遅くても10月頃までの営業となる期間限定での運用です。実際には2月1日からプレオープンとなっているので、約8か月。以降は「旧池袋保健所」は解体工事に入るので、この期間が「旧池袋保健所」最後の雄姿となります。
開催期間中は、展示会・イベント・サイン会・オンリーショップ等の催事が開催予定となっており、プレオープン期間中には『弱虫ペダル GLORY LINE』、『〈物語〉フェス』、『鬼滅の刃』などが予定されています。
ここで注目なのは、この3作品、それぞれ出版社が異なっているという点です。上記の店舗図から見ても分かる通り、「特定活用期間」の「アニメイト池袋テンポラリーストア」は各フロアが各出版社に割り当てられる構造になっています。
それぞれ階毎に「集英社」さん、「講談社」さん、「小学館」さん、「秋田書店」さん、「角川書店」さんというような形になり、各催事は4階のイベントスペースを活用して行われるといった、漫画アニメに特化した店舗構成です。
隣接する「アニメイト池袋本店」が幾ら巨大とはいえ、取り扱っている商品数には限界があり、欲しい作品の漫画やグッズが置いてないという事も往々にしてあるので、各出版社の商品が重点的に並ぶであろうこの機会は欲しかった作品を揃える大チャンス!
特に海外からのお客さんもそうですけど、意外と古い作品の需要というのも大きいので、既に返本されてしまって中々書店では購入が難しくなっている漫画などが並ぶと嬉しいですね!
そして究極完全体アニメイトへ
「旧池袋保健所」が解体された後に建設予定の「Anipla」は、「アニメイト池袋本店」と合体する計画です。かつて秋葉原のアニメイトさんもそうした形で増床になりましたが、池袋では完全に2つのビルが合体するというロマンに溢れた仕様となっています。
そして外観イメージ図を見ると、もう一つの姿も見えてきます。
なんと「アニメイト池袋本店」だけではなく、「Hareza池袋」の新区民センターとも合体しているようなイメージ図が描かれています!
これは、サブカルチャーとして「アニメイト池袋本店」と、メインカルチャーとしての「Hareza池袋」。その間に挟まれている「Anipla」が、サブカルチャーとメインカルチャーを繋ぐ架け橋になるというような意味合いが込められているそうです。
最初からこうしたグランドデザインを描いていたとしか思えないような素晴らしい完成度の構想です。どう考えても池袋の再開発とオタク街の関係性は最初から織り込み済みで進んでいたようにしか思えない😂

地下2階、地上10階のビルが計画されており、「アニメイト池袋本店」と「Anipla」が合体し、地下1階、地下2階にはイベントホール「ANIZA」、7階には300人を収容する「ANIPLACE」など、イベントホール2、イベントスペース3の5つの劇場が新たに登場します。
「Hareza池袋」と相互補完的な関係としても運用される予定で、「Hareza池袋」の8つの劇場、更に「アニメイト池袋本店×Anipla」の5つの劇場。合わせて合計13の劇場が誕生するという「劇場都市」に相応しい大掛かりな構想の計画となっています!
池袋の再開発は最近よくメディアでも取り上げるようになっていますが、オタク街を内包している事によるこうした側面については殆ど触れられていないので、一見すると単に「劇場」が増えているというだけの切り口で語られている事も多いのが現状です。
しかし「劇場都市」の「劇場」とは、単なるスクリーンのような拠点としての「劇場」の数を意味しているわけではありません。
「劇場都市」の意味は、街全体が劇場のように誰もが主役になれる街ということをコンセプトとしているのですが、それはまた別のエントリーで。
なにはともあれ、名前も決まりいよいよ「旧池袋保健所」跡地が「アニメイト池袋テンポラリーストア」として始動します。
保健所だけに駆除されないようにしましょう!ハイ