池袋で一番面白いヤツ!
池袋と言えば、その象徴的施設といっても過言ではないサンシャインシティ。
年間3000万人の来場者数を記録する名実ともにメガショッピングモールとなっている池袋の心臓ですが、そんなサンシャインシティさんが、ここに来て活発的な動きを見せています。
株式会社サンシャインシティ(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:合場直人)は、国際アート・カルチャー都市として大きく変化している豊島区のより一層の発展に向け、「なんか面白いこと、その創造力を街の力に」をスローガンに、独自のディベロップメント力を活かし、地域と社会に“なんか面白いこと”を提供することをサンシャインシティグループのミッションに制定いたしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000451.000020364.html
昨年はアルパ2階がポケモンフロアとなる大リニューアルを実施。
ポケモンカフェ、ポケモンラボ、ポケモンステーションといった、飲食、アプリゲーム、TCGに特化した施設をOPEN。もともとあった「ポケモンセンターメガトウキョー」もフロアが大幅に拡張される工事が行われています。
本来であれば既にOPEN予定だったのですが、現在はご存じの通り、日本のみならず世界中を巻き込んで込んでの武漢肺炎(新型コロナウイルス)シンドロームにより都市機能は元より、経済活動が死んでいるのでOPENも先延ばし状態となっています。
そんな中、サンシャインシティさんが打ち出してきた新たなアプローチ。
“なんか面白いこと、その創造力を街の力に”
アニメイト? ドワンゴ?
池袋の主役は俺だってばよ!
と、熱く燃え盛るサンシャインシティ魂。
遂にサンシャインシティ本格参戦!
池袋ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴
【2020年4月からの新たな取り組み】
①「まちづくり推進部」新設
地域とともに魅力溢れるまちづくりを目指すため、新たな部署を新設します。社員18名(兼務者含む)がこれに従事し、これまで培ってきたディベロップメント力を活かし、地域に貢献していきます。②豊島区との人事交流
豊島区との人事交流を新たにスタートします。それぞれ1名ずつの人事交流となります。③豊島区在住手当制度の設置(社内制度・社員向け、2020年10月開始予定)
豊島区に在住する社員に在住手当を付与する社内制度を設置予定。豊島区に居住しやすい環境を整えることで、区民の目線で活動する社員(“トシマージュ(※)”)を増やし、より地域に貢献できるまちづくりを行っていきます。
※豊島区を旅するということからVOYAGE(ボヤージュ)や、「豊島+住(トシマ+ジュ)」などからイメージした愛称。
むしろ今までこうした取り組みが行われていなかったというのが不思議!
これまでは何かと動きのメイン、先導役はアニメイトさんなどが担っていましたが、いよいよ行政と一体になって池袋を面白くしようとサンシャインシティさんが本格的に乗り出すようです。
遂に「池袋ハロウィンコスプレフェス」にもサンシャインシティの代表取締役社長である合場直人氏がコスプレで参戦するようになりましたし、スタンスがこれまでと大きく変わった事を実感します。
街中も目に見えて変わってきているので、これからの池袋はこれまでの池袋と全く違う方向に歩みだしているだけに期待が掛かります!
流石にこれだけ変わってくると、ずっとそうなると言っていた管理人の発言にも一定の信ぴょう性が(笑)
サンシャインシティあっての池袋というくらいこれまでにも十二分にそのポテンシャルを発揮していましたが、「ナンジャタウン」然り「MAZARIA」然り、「噴水広場」然り、それはあくまでもサンシャインシティで何か開催されるといった受け身とも言える動きだったのですが、今後はむしろ積極的に発信、提案していく能動的な活用、活動を目指すみたいですね!
世情がそれどころではないので話題もスルーされがちですが、早速「ガチャガチャの森」という大量のガチャを並べた特設コーナーがOPENしていたりと、サンシャインシティもガラッとその様相を変えています。本来であればその目玉となるのがポケモンを全面に推した2階だと思うのですが、タイミングが悪くなってしまい本当に残念。
今回の発表では3つの取り組みが発表されており、主導的に街作りに参画していく「まちづくり推進部」の新設、行政と密接に連携していく「豊島区との人事交流」、「豊島区在住手当制度の設置」と3項目。これまで以上に地域に根差した展開、池袋ならではの強みを発揮すべく地域性を打ち出しています。
復活の「A」
【2020年4月以降も継続する事項】
①サンシャインシティグループのミッション
スローガン:「なんか面白いこと、その創造力を街の力に」
サンシャインシティグループは、池袋エリアにおいて、独自のディベロップメント力を活かし、地域と社会に “なんか面白いこと”を提供する企業グループです。②「なんか面白いこと、ある。相談員」によるイベント連動などの相談
サンシャインシティ内の施設の垣根を越えたイベント展開などの相談を受ける「なんか 面白いこと、ある。相談員」として2019年10月に社員9名を任命しました。サンシャインシティ全体でのイベント展開などの相談を受け、効果的なプロモーションを計画しております。将来的には、サンシャインシティのみならず、街でのイベント展開についても相談を受けられるようになることを目指しております。
面白いと思った事は何でも提案OK!
という剛毅なサンシャインシティさん。
単にサンシャインシティと言っても、展示場に水族館や博物館、劇場と様々な施設があるので、それぞれ出来る事に違いがあるのですが、「名探偵コナン」や「ポケットモンスター」といった超有名IPの場合は、映画のタイミングなどでサンシャインシティ全館を使ったフルプロモーションが行われたと、扱いや盛り上がりも破格です。
それを考えると、何らかのIP単体でのプロモーションは勿論の事、複数をまとめてプロモーションすることで大きく展開したりといった事も可能かもしれませんね。例えば、女性向けの祭典「アニメイトガールズフェスティバル」(AGF)は、非常に盛り上がり来場者数も膨大ですが、逆にサンシャインシティさんのキャパを大きく超えるくらいになっています。
そこで、ゲームはゲームとして、「池袋ゲームショウ」を開催するとか、京都で開催されているインディーズゲームの祭典「BitSummit」のようなイベントを池袋で開催しても良いですし、折角「東京アニメアワードフェスティバル」なども誘致しているので、タイトルに池袋の名前を冠した「池袋アニメ際」など、大々的、国際的なイベントに成長させていくことを前提とした大掛かりなイベントを仕掛けるなど可能性は無限大です。
やはり池袋アニメハリウッド計画をやるしか……。
そして、こういった動きがいよいよ前面に出てくるとなると、沈黙しているあの施設にもそろそろ大きな発表がありそう。
復活の「A」(アムラックス)
それは勿論「アムラックス東京」跡地です。。
三菱地所とサンシャインシティさんが土地と施設を取得したというリリースが以前出ていましたが、施設は取り壊さずそのまま利用するみたいなので、そろそろそこに向けて大規模なリニューアルが入るのでは?
「アムラックス東京」跡地の良いところは、今のサンシャインシティさんそのままに新たにあれだけのフロアが使えるということなので、どのように活用されるのかはまだ分かりませんが、池袋のリンチピンとなることは確実でしょう。
場所も乙女ロードの先端という位置関係なので、乙女ロードにも非常に大きな影響が出そうです。現在、オタク街の中心地はアニメイトさんの移転により、「Hareza池袋」周辺の中央に移行していますが、2013年以降、ある意味では旧オタク街となっていた乙女ロードが再び日の目を見る事になるはず!
将来的な展望で言えば、これまではサンシャインシティに行くのに殆どが池袋駅からサンシャイン60通りなどを経て向かうルートがメインになっていたかと思いますが、造幣局跡地に防災公園、そして東京国際大学が開校し、東池袋駅を中心とした新たな交通網が確立されることによって、今後はこれまであまりなかったサンシャインシティの裏側から多くの人が入ってくるようになるので、サンシャインシティの位置というのは、まさにその中継地点であり合流ポイントになります。
今後、更なる雑多で多様な文化がサンシャインシティに複雑に流入する「文化のクロスロード」が構築されることは確実。
そして、この池袋駅→サンシャインシティ→東池袋駅といった一連のルートを文化の回廊、「文化のシルクロード」として、大胆に打ち出していくような壮大な構想が求められている!
こういうのは言ったもん勝ちなので、なんでも提案していきましょう!