そもそも新型コロナウイルスの「警戒レベル」って何なの!?

武漢ウイルスの国内「警戒レベル」引き上げを見送り

日に日に国内でも感染者が増えている新型コロナウイルスもとい武漢ウイルス。

2月16日に首相官邸で行われた感染症対策の専門家会議(座長=脇田隆字(たかじ)・国立感染症研究所所長)によると、「警戒レベル」の引き上げが見送られたそうですが、その一方で、不要不急の外出は控えて人の多い所に行くな、仕事はスカイプでしろなどという信じ難い馬鹿げた発言が飛び出し、あまりの杜撰な対応にゾッとしている人も多いのではないでしょうか。

中国人の入国は拒否しないけど、日本人は不要不急の外出は控えろというのは幾ら何でも無茶苦茶です。中国のように都市を封鎖という強権発動でそれを言うならならまだしも、学校も会社も普通に開いている状態でそれを言っても、もし武漢ウイルスに感染した場合、外出を控えろって言ったのに出歩いた方が悪いと言わんばかりの責任転嫁ありきな対応に思えるのですが……。

さて、そこで一つ疑問が。
「警戒レベル」と言えば、主に災害時に聞くことが多い言葉かと思いますが、地震や大雨など、日本で起こり易い災害時の対応は何となく分かっていても、感染症となるとイマイチという人も多いのではないでしょうか。管理人も「警戒レベル」引き上げと言われても何を意味しているのか全く分からなかったので調べてみました!

そもそも感染症の「警戒レベル」って何なの!?

「感染症」の【警戒レベル】は、「地震」などの災害時に使用される【警戒レベル】とは全く違うので、混同しないようにしましょう!(避難指示ではない)

それに何の意味があるの!? 感染症の「警戒レベル」

ググったら一番上位に出てきたのが京都府の資料だったのでそこから引用しますが、厚生労働省の発表によると現在は「国内発生早期」に該当するそうです。

この「国内発生早期」とは、“全ての患者の接触歴を疫学調査で追う事ができる状態”となっています。

それに対して、引き上げが見送られた「国内感染期」は、”国内いずれかの都道府県で新型インフルエンザ等(今回で言えば武漢ウイルス)の患者の接触歴が疫学調査で追えなくなった状態”を指すそうです。

なるほど。
これがいわゆる「警戒レベル」の基本認識という事になるみたいですね!

つまり、武漢ウイルスの感染者が何処から感染したか把握出来ているから「国内感染期」に当たらないという認識のようです。厚生労働省も「今は(感染経路が)大体見えているので拡大状況にはない」という説明をしています。

そこで、アレ? と再び疑問です。
上記の専門家による会議では、「感染経路を特定できない可能性のある症例が複数認められる」との見解が表明されています。

追えてねーじゃん!

言っている事が既に破綻しているように思えるのですが、特定できない可能性があるだけで特定できているので問題ないみたいな詭弁なのでしょうか?

マニュアル通りどころかマニュアル通りにすら対応出来ていないのではないかと不安にさせてくれますが、座長を務めた脇田氏によると、「国内の感染状況がさらに進行していくことが考えられる」としています。更に、検疫や水際対策の対象者が膨大になりつつあり追跡調査が事実上不可能になることから、国内での早期発見・治療体制の強化に方針を転換する事も発表しています。

つまるところ、今後は感染者が増えるので感染経路を追わないという事を言っています。

これはつまり、現時点までは感染経路を追っていてだいたい分かっているから「国内発生早期」だとしていますが、今後は感染者が出ても感染経路を追わないのだとすれば、それは自動的に「国内感染期」になり警戒レベルが引き上げられる事を意味しているだけだと思うのですが、今回のこの「警戒レベル」引き上げを見送る事に何か意味があるのでしょうか?

明日から「国内感染期」になるけど、今日まで「国内発生早期」だからセーフ! 

みたいな事が言いたいのでしょうか?

ちょっと何言ってるのか分からない(バナ〇マン)

東京マラソン、コミケも中止に?

既に東京マラソンは一般参加の縮小を検討、全面取り止めも視野に入れているとのこと。現時点でも中止になっているイベントも出ていますが、そうなると当然、ゴールデンウィークに予定されているコミケなども開催にレッドカードが点滅します。総来場者数60万人以上のコミケも近年は外国人の参加者が非常に増えており、ましてやあの密集具合なので感染者が1人でもいれば一気に感染拡大することは火を見るよりも明らかです。

オリンピック・パラリンピックの開催もかなり不安視される状況になっていますが、今後の推移が見えない状況で早々に開催に影響はないみたいな事ばっかり言っているのは本当に謎です。

春節前に対応すべきでしたが、最低でも騒動が大きくなりつつあった段階で全面入国拒否にしておけば、こんなことにならなかったのではと多くの人が感じているのではないでしょうか。実際に入国拒否を実施している各国では殆ど広がりを見せていないので、日本だけが右往左往している状態に見えますね。そして今でも全面入国拒否をしておらず幾らでも国内にウイルスが輸入されています😇😇😇

対応の杜撰さに対して法の不整備が理由に挙げられていますが、どれだけ人が死んでも法改正するまで何もしませんできませんというのは恐ろしい。ミサイルを撃ち込まれても半島や大陸から攻め込まれても同じことを言っていそうですし、その状態でも「桜を見る会」とか言ってそう。なんでも想定外で済みます。しかし実際には想定してあってもそれを活用しないという。

流石に政権与党の支持率も急落していますが、この状況になってなお習近平の来日だけは必死に死守しようとしているのを見ると、ちょっともう持たないかもしれませんね。だからといって急落した分が野党に行くとも到底思えないのですが、なんとなく幕末ってこんな感じだったんじゃないかと実感しています。

江戸時代は265年続きましたが、長らく続いた平和は堕落と腐敗を呼び、諸外国による圧力によって鎖国は終わり開国を迫られる事になりました。政治体制の形骸化、過度な平和ボケの蔓延など現在とそっくりな気がします。平成の時代は終わりましたが、令和の時代は動乱に包まれそう😱

世界的にもEUからイギリスが離脱してアジアに帰還、アメリカは自国主義を強め中国と直接対決、半島は共産圏入りと、日本周辺も安穏としていられないサバイバルな時代に突入していますが、歴史は繰り返すという言葉があり通り、今ほどそれを実感する日もありません。現在の世界の構図はWW1直前に似てきたというのが度々言われていますが、今後どうなっていくのか心配です。経済アヘアヘマン達は皆潰れそう。

いや、この記事の何処に豊島区・池袋要素があるんだよ!
というツッコミはさもありなんです。

実は新型コロナウイルスこと武漢ウイルスに感染した患者の受け入れ先となっている病院の一つが「公益財団法人東京都保健医療公社 豊島病院」とのこと。豊島となっていますが、実は板橋区にある病院です。第1種・第2種感染症指定医療機関なので、豊島区に住んでいる方は覚えておくと良いかもしれません!

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