意味があるのか緊急事態宣言! 温度差が凄い

名ばかり宣言になってしまうのでは?

新年あけましておめでとうございます!
ということで、年も明けた早々に緊急事態宣言ですが、誰もが感じているこの疑問。

ぶっちゃけどうなの?

ということですが、昨年とは状況も大きく変わっていることもあり見通しは不明。

前回の緊急事態宣言が行われたときは、まがりなりにも経済活動がストップし、実際に街から人が消えたという状態になっていました。

2020年4月の池袋の様子

それに対して今回の緊急事態宣言では、飲食店はもとより何処のお店も営業していますし、街中にも人が溢れています。殆どの人がマスクをしていますが、もうあまりみんな気にしていないような様子です。緊急事態宣言の中身も飲食店の20時以降営業自粛といった程度に留まっており、前回同様に街から人が消えてなくなるような状況になるとは到底思えません。

緊急事態宣言が出たからといって経済活動はストップしないし、マインド的にも付き合ってられないという人、お店が増えていることを考えると効果の程はどうなんでしょうか……。

イベントに関しては再び人数制限など規制も強化されるので、そういった面での影響は大きくなりそうですが、どうにもそろそろ手詰まり感が出てそうな感じがあります。

一方、オリンピックは絶対に譲らない!
みたいなチグハグさがもうね……。

若者は意外と良く分かってる?

例年から激減したとはいえ、大晦日-元旦に相変わらず若者が渋谷に集まりカウントダウンしてるとかで話題になってましたが、新型コロナウイルス(武漢肺炎)による死亡者は上記のデータ(1/4まで)を見ると、目につくようになるのは50代以上からで、それより下の世代では一気に死亡者数が下がっています。

新型コロナウィルス感染症データ
http://www.ipss.go.jp/projects/j/Choju/covid19/index.asp

20代30代だと考慮に値する必要がないレベルです。
こうなってくると、そういった年代の人が、大したことないと気にしなくなってくるのも当然なのかもしれません。

実際には、若者は感染しないのではなく、感染しても無症状だったりすることが多く、感染していることに気が付かないまま行動することで、他の人に感染させていくといったことが起こり得るので厄介なのですが、そこまでいくと、それを気を付けろというのは難しい話だと思う。

それに緊急事態宣言が出ているから要請に素直に従おうと思うのは、そこに政府としての責任が付随しているからであって、医師会に苦言を呈されてましたが、「議員は会食すんな」って言われるような危機感の薄い人達が幾ら自粛要請をしたところで、やっぱりそういう姿勢を国民も見てるよね。

自粛要請の一方で、時期尚早に入国制限緩和やGOTOをやり始めたり、人の往来が活発になる年末年始をスルーし、年明けの1月7日から緊急事態宣言とか、オリンピックは健康に良いとか言ってみたり、アクセルとブレーキを同時に踏んでうんたらかんたらとか。

アホかな?🤔

と、呆れられるのは仕方ないんじゃないかなぁ……。

景気を良くして経済成長させることで税収を増やしていくと言ってるのに、増税して経済を冷やして税収は変わらず不景気なままとか、アクセルとブレーキを同時に踏んだらスピンするだけで何もならないということをいつまで経っても理解できないのと似ている気がします。

今回の緊急事態宣言は、そういうところを見透かされてるような結果になりそうな気がしてなりませんが、いったいいつまでこの馬鹿げた騒動に付き合わされ続けるのか、池袋でも潰れるお店などもかなり見かけるようになってきていますし、長引けは長引くほどマイナスにしかならないので、いい加減そろそろちゃんとして欲しいものです。

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