タピオカドリンクからチキン屋へ華麗な転身
最近すっかり影の薄くなったタピオカドリンク。
池袋にも雨後の筍の如くタピオカドリンク店が大量発生していたのですが、今はこういう時期なので除外するとしても、一時期の行列が出来ていた頃と比較すると明らかに客足は遠のいており、タピオカドリンクへの熱意は雲散霧消しています。目を引くような行列を見かける事もなくなっていますし、一過性のブームは過ぎ去ったと言えるのかもしれませんね!
そんな世情を反映するかのように、池袋の首都高速5号池袋線沿いにあったタピオカドリンクのお店が何と「チキン屋」に転身!
以前は「奶茶店(ナァイチャー)」という名前のお店でした。
画像は「カードシークレット」がOPENしたばかりなので1月の頃ですが、恐らくチキン屋に代わったのはこの1~2週間程度の間だと思います。
この「奶茶店(ナァイチャー)」も昨年、2019年の夏頃OPENしたばかりのお店だったのですが早期閉店。
それにしても「チキン屋」とは珍しい!
一般的に日本でチキンというと、チェーン店でフライドチキンの代名詞ともいえる「ケンタッキー」が思い浮かびますが、現在ケンタッキーは店内で飲食が出来ずテイクアウト専門で営業中。
他にも直接脳内に話かける(ファミチキください)で知られるファミリーマートも有名です。セブンイレブンには「ナナチキ」がありますが、コンビニでも気軽にフライドチキンを買えるようになったので手に取り易くなっただけに、こうした専門店で「チキン屋」というのは非常に珍しいですね!
というか、見た瞬間に吹き出してしまったのですが、「チキン屋」と聞いて管理人は真っ先にアレが脳裏をよぎりました。いや、だって……ねぇ?
日本では珍しい「チキン屋」ですが、実はそうじゃない国があります。
もしや「Kの法則」なの!?
アノ国の国民的業種「チキン屋」
ひぃん
実はお隣の韓国では「チキン屋」が国民的業種として有名です。
非常に多くの「チキン屋」があるのですが、そこには世知辛い事情が絡んでいます。
日本でもかつて良い大学を出て良い企業に入れば将来安泰などという幻想がありましたが、韓国ではそれがより強化された財閥社会となっており、サムスンに就職出来なければ終わりといったような極端な偏重主義になっています。最も行われたばかりの総選挙で左派の与党「共に民主党」陣営が圧勝した事で、今後は文在寅大統領の下「財閥解体」の方向に100%向かっていく事になるだけに財閥社会も終了するのですが。
まぁそれはそれとして、韓国の場合、上記の図を見ると分かるのですが、人生のロードマップにおいて、何処かで躓くと最終的には「チキン屋」になるという転落パターンが存在し、それが韓国内に「チキン屋」が多い背景となっています。「餓死」か「チキン屋」という酷すぎる選択肢(笑)
何故「チキン屋」かというと、フランチャイズ店があり、国民食であると同時に鶏が安く、事業が始めやすいからという理由なのですが、いずれにしても「チキン屋」というのは、なりたくてなるものではないやむにやまれぬ選択肢であるというのは事実のようです。
そこにきてこの日本において、タピオカドリンクからチキン屋への転身。
「Kの法則」としか言いようがない!
世にも奇妙なタピオカドリンク店
タピオカドリンク店がチキン屋になり、それはそれで良いのですが、そこでふと管理人は“ある事”を思い出していました。
というのも、タピオカドリンク店はどうも不可解な動きがあります。
これは記事にしなかったネタなのですが、上記の画像は乙女ロードにこれまた昨年冬に出来たばかりのタピオカドリンク店です。
しかしながら、今はもう「タピっちゃお♪」とか言ってる場合ではありません。緊急事態宣言が出て乙女ロードの人通りが本当に全くの皆無といっていい程なくなっている中、タピオカドリンク店にも当然影響が出ています。
そんな中、正確な日時は忘れましたが、管理人が夜通りかかったときある張り紙がしてあることに気づきました。
「マスクあります」
なにぃ!?
そう、タピオカドリンク店でマスクを販売すると書いてあるのです!
日本国内ではマスクが一向に販売しておらず需要が逼迫状態にあります。
このタピオカドリンク店「宜蘭」では、中国の工場で生産したマスクを仕入れる事が出来たので販売するとなっており、その通りちゃんと50枚入り3500円でマスクが販売されていました。以降、何度か入荷し不定期販売されていたのですが、それを見つけた高齢者がタピオカドリンク店に次々入っていくというシュールな光景が展開。タピオカドリンク店自体が若者向けなので、普段は縁のない年齢層の人達にある意味では広くお店を知ってもらう宣伝になっているのかもしれません。
この話題を記事にしなかったのは、マスク不足にこの時期に、そんな事を記事にしてしまうと人が殺到したりして本末転倒になったりしないかなとか、そういったリスクを考えたからなのですが、実際にマスクが販売している事を発見した高齢マダムが何処かに電話にして「マスク売ってるけど、どれだけ買えばいい?」みたいな電話をしている光景なども見かけたので、記事にしなくて正解でしたね。
あいや待たれい!
今、こうして記事にしてるじゃないか!
と、そう思うかもしれません。
そうだよ(唐突な逆切れ)
そうなんですよ。
かつてそんな配慮をしつつ、今、何故記事にしているのか?
依然としてマスク不足なわけで、ここに殺到するじゃないかと思うじゃないですか。不定期なので今販売しているとは限らない事をご了承ください。
にも関わらずこうして記事にしている。
それが何故かというと、そこにはタピオカドリンク店を巡る実に奇妙な動向があるのです!
何故タピオカドリンク店がマスクを仕入れ出来るのか?
最初にこのタピオカドリンク店「宜蘭」でマスクを販売するという張り紙を見かけたそのときは、タピオカドリンク店がマスク販売するというのも、このお店に何らかのコネや伝手があって、それを元に手に入れたのかなとか若干不可解に思ったものの特段意識はしませんでした。そういうこともあるかもしれないというくらいに思っていたのです。
しかしどうもそうじゃない事が最近判明!
というのも、この「宜蘭」以外にも、唐突に様々なタピオカドリンク店でマスクが販売されだしているのです!
それも高止まり価格。原材料の高騰が原因と言われていますが果たしてどうなのか。さながらタピオカドリンク店がマスク販売店に切り替わったかのような唐突な路線変更。
いったいこれはどういうことなのでしょうか?
そして何故タピオカドリンク店は国内のマスクが枯渇している中、仕入れ出来ているのでしょうか。
というか、そもそも奇妙に思いませんでしたか?
菅官房長官が会見で「マスクを6億枚増産出来る体制が整った」とか、色んな企業がマスク製造に乗り出して何千枚、何億枚のマスクが製造出来るようになったというニュースは目にするのに、何故一向にマスクそのものを見かけないのか。
高齢者が早朝から毎日ドラッグストアに並んでマスクを買い漁っているからというのも良く耳にしますが、だからといって売ってなさすぎる!
どうも見ていくと、確かに増産体制は整いつつあるのですが、問題はそこではなくそれを卸す流通部分にその謎がありそうです。
日本の流通、今回で言えばマスクですが、その流通網を中国が完璧に把握し監視しているらしく、増産されたマスクが軒並み持って行かれているみたいですね。なので一向に国内の消費者向けに出てこない。
これ実はオーストラリアでも深刻な問題になっていて、オーストラリア国内のマスクや粉ミルク、消毒液、医療用防護服や医療用防護手袋など、軒並み中国人に買い占められて中国に輸出されています。中国共産党による大号令によって、各国で中国人による物資買い占めという事態が生じているのです。
目的は国内備蓄を増やす為以外にも、フランスに対して「5Gで「ファーウェイ」を導入したら、マスクを輸出してやる」といったマスク輸出外交を持ち掛けてブチ切れられていましたが、他国に対してそうした優位性を発揮する為に行われています。
要は国家主導の転売です!
自国産業が転売屋なんですよ(笑)
そうした背景から増産しているにも関わらず一向に日本でもマスクが並ばないのですが、どうやらその潮目が変わりつつあるらしいというのがタピオカドリンク店が唐突にマスク販売を始めた事から透けて見えてきます。
「アベノマスク」真の目的とは?
消費税減税、一律現金給付といった大胆な対策が求められている中、総理の会見でいったい何を言うのか注目が集まっていたら「マスク2枚配布します!」で、大顰蹙を買ってしまった布マスク2枚配布。
この一連の武漢肺炎(新型コロナウイルス)については、とにかく日本政府の広報が悪すぎて全く評価されないという状態が続いています。結局紆余曲折あって一律現金給付が決定しましたが、早々に一律現金給付を決定し、他にも様々こういう対策をやりますというのを発表した後に、マスクも2枚配布しますだったら過剰な批判も出なかったと思いますが、物事の優先順位を間違えていたので、ちょっとやっぱり逆撫でする結果になってしまいましたよね。
しかしこの「アベノマスク」には隠された目的が!
国民全員に政府がマスクを配る事を発表して以降、これまで国内のマスクを軒並み持ち出していたものの、全員配布によってマスク需要が低下することを恐れたのか、集めたマスクの在庫を放出し始めているという話が出回っています。
それによってようやく市場にマスクが出回りつつあるようなのですが、何故一斉にタピオカドリンク店でマスクが販売され始めたのか、それはまさに上記のような話が答えになっていると考えれば綺麗に腑に落ちます。
だとすればタピオカドリンク店とは……。
「チキン屋」になったり「マスク販売店」になったり、タピオカドリンク店の怪しい動向。この一連のタピオカドリンク店の変遷を見ると、明らかに日本的ではない事が見て取れるのですが、あまりにも闇の深いタピオカドリンク業界。