サンシャインシティに「ガチャガチャの森」がOPEN!
植林しなきゃ(ガチャガチャ)
ということで行って来ました「ガチャガチャの森」!
こっちのガチャは電子ガチャの課金と違って天井で9万円とかいったりしないので安心だよNE!🤣
さて、そんな「ガチャガチャの森」はサンシャインシティ1階に誕生。
場所はサンシャインシティさんの奥地「アルタ」の秘境です。
実は「ガチャガチャの森」は3月22日(日)にOPEN。
しかし、如何せんサンシャインシティさんは、新型コロナウイルス(武漢肺炎)の影響で早期から当面の間休業という措置を取っていた為、営業が再開になるまで行く事が出来なかったのですが、緊急事態宣言が解除され「ステップ2」へと緩和されたことで6月1日から営業再開となり、早速行って来た次第です。
店内には所狭しとガチャ筐体が積んであり、アニメなどのキャラクターグッズやアニマル系、面白系と多種多様のガチャが揃っています。カプセルの在庫も潤沢でどんどん回して行けます。
管理人も一時期「現場猫」のガチャをコンプリートしようと思って大量に回していたことがあるのですが、人気のガチャは品切れになると追加が中々入らないので、気になるガチャがあるという人は早めに回しておきましょう!
ということで、管理人も何度か回してきましたが、こういうのは一度やり始めるとコンプリートしたくなるのが人の性(サガ)。煩悩を退散しつつ程々にしておきました(笑)
これだけガチャが並んでいる光景は圧巻で、サンシャインシティさんのこれまた隠れた名物スポットになりそうな「ガチャガチャの森」。
森と言えば、植林の重要性が叫ばれますが、「ガチャガチャの森」には100円を植林しましょう。それはもう「植林」ではなく「植厘」と呼ぶべきなのか!?
いるだけで楽しい空間なので是非、行ってみてください!
Beyond the コロナの世界線
「ガチャガチャの森」の話題を前段に置きつつ、実は非常に気になっていた事がありました。
サンシャイン60通りの入り口近くに「ビックカメラアウトレット池袋東口店」があるのですが、以前は1階部分には格安家電や食料、お菓子、飲料、といったアウトレット館らしい商品が置かれており、如何にも「免税店」というような様相を呈していました。
しかし!
最近になって店舗構成が大きく変更されています。
「アニメガ」さんと言えば、「ソフマップ」さんとの提携によりビックカメラアウトレット池袋東口店にも出張所のようなスペースが出来ていますが、今現在ビックカメラアウトレット池袋東口店の1階は何とホビーショップと化しており、店頭には「TAMASHII NATIONS」が堂々展開しています。
そして1階の店内には、「ガチャガチャアイランド」というガチャコーナーも展開。
「TAMASHII NATIONS」のROBOT魂や超合金、Figuartsといった「BANDAI SPIRITS」の商品と一緒に所狭しと並べられており、すっかりホビーショップのような形になっており、これまで6階だったゲームなどは地下1階になるなど、ホビー系列が2フロアを占める大転換を果たしています。
が、話はまだこれでは終わらない!
このような変化はアソコでも起こっています。
池袋と言えば「ビックカメラ」。
そして池袋においてビックカメラと双璧を成すのが「ヤマダ電機」です。
そう、「ヤマダ電機」もまたビッグカメラと同じように店舗の大リニューアルが行われています。
池袋には「ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋」がありますが、ヤマダ電機の傘下に大塚家具が入った関係上で、相乗効果の発揮を狙い「ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋」も家電だけではなく、ライフスタイル「住空間」を提案するというコンセプトにリニューアルされています。
店内のインテリアも落ち着いたものになり、ソファーなども販売されるようになっているのですが、そんな「ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋」にあるホビーコーナーも大リニューアルが敢行されています。
また「TAMASHII NATIONS」か!
これはもうバンダイナムコの野望と言っても過言ではないと思うのですが、「ビックカメラアウトレット池袋東口店」と同じように、「ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋」でもまた大々的に「TAMASHII NATIONS」が展開されています。
急速に勢力図を広げるバンダイナムコさん。
いったいどのような陰謀が隠されているのか……。
これが単に「BANDAI SPIRITS」の営業努力の結果だとしたら優秀極まりない話ですが、単純にそう考えるよりは、時期を同じくしてこのような動きが起こっている以上、そこには何かしらの“意図”が働いていると考えた方が自然ではないでしょうか。
因みに同じく6階にあった書籍コーナーは今現在リニューアル中で今後どうなるのか分からないのですが、いずれにしても急速に池袋において、「ホビー」というジャンルが目立つようになってきているのは確かです。「まんだらけ那由多」もあるしね!
そして「ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋」もまた、結構前から店頭のエントランススペースにガチャコーナーを展開しており、何かと良く人が集まっているのですが、要するにここに来て一種のキーワードとして浮上してきたのが「ガチャ」と「ホビー」であるというのが、この記事における推論です。
では、だとするならそこにはどのような理由が考えられるのでしょうか?
「劇場都市」と「消滅するインバウンド需要」
グランドシネマサンシャイン、Hareza池袋、Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)など、続々と拠点が誕生し、エンターテイメントの文化発信地として、「劇場都市」に舵を切っている池袋において、親和性の高い「ガチャ」や「ホビー」といったジャンルに力を入れ始めた……ということも一つの理由としてあるかもしれません。
サンシャインシティさんもまた全力で乗っかり、日夜劇的な変化を迎えている池袋ですが、池袋は本来存在していない常識では考えられない“あり得ない可能性”を選択し再開発が進んでいます。このような前例のない都市実験がどうなるのか、その結果は全く未知数ですが、「ガチャ」や「ホビー」といったキーワードもそこに含まれている可能性なのかもしれませんね!
そしてもう一つの理由は新型コロナウイルス(武漢肺炎)です。
新型コロナウイルス(武漢肺炎)の蔓延で、事実上鎖国状態となっている日本。
日本に限らず全世界的に同じ状況ですが、海外からの入国を拒否している以上、最早「インバウンド需要」は消滅しています。
ここにきて日本政府は、ベトナム、タイ、ニュージーランド、オーストラリアという環太平洋パートナーシップ(TPP)加盟国の4カ国に対して、感染状況を踏まえて入国制限の緩和を検討していますが、そうはいっても夏以降の話であり、ビジネスマンなどが対象で観光目的での緩和ではありません。加えて、自国出国前にPCR検査を受け陰性であることを条件とし、日本到着後にも更にPCR検査を受け陰性だった場合のみという厳しい水際対策を経ての緩和です。
そしてこの4カ国が選ばれたのは感染状況が落ち着いている事が理由として挙げられていますが、このような状況にあって、最早海外からの観光客を見越したインバウンド需要など成り立ちません。
日本に来る海外からの観光客のうち実に50%以上が中国と韓国から来ています。
しかし、中国が幾ら新型コロナウイルス(武漢肺炎)の感染状況が落ち着いたといっても、それは新規感染者を報告していないだけで隠蔽している事は誰もが知っている事です。そして韓国ではK防疫が早々に崩壊し、感染者が再び激増している上に、中国を入国拒否にもしていません。
そのような国からの入国制限を早々に緩和するなどあり得ませんし、来年に2021東京オリンピック・パラリンピックを控えている日本にとっては、この段階で入国制限を緩和して再び日本国内で感染が広がるという状況を招く事は断固として許されません。
流石にそれをやったら国民も激怒するのでは😅
だとすれば、もうこの時点で50%以上が消えるわけで、他の諸外国でインバウンド需要をカバーすることなども不可能。
何より悲惨なのは、百貨店や観光地などの宿泊施設などにしてもそうですが、インバウンド需要に全フリしたことで、逆に日本人が寄り付かなくなってしまった所はこれから地獄を見るしかありません。過度な依存を脱し一大転換が求められています。
銀座の百貨店とかどうするんでしょうね。例えば秋葉原でお馴染みのラオックスでは、これまで免税で完全にインバウンド需要をアテにしていましたが、この事態を受け中国人の店員さんなどを減らしたりしているそうです。
実際問題として、そうせざるを得ないわけで当然の事なのですが、いずれにしてもこれから求められるのは、外国人ではなく日本人に向けた需要の喚起です。
もともとインバウンド需要も日本人の国内旅行の需要に比べれば大きくありません。
インバウンド需要が約4兆5千億円、一方で日本人の国内旅行消費額はだいたい約20兆5千億円くらいだそうなので、約4.5倍くらい差があります。
豊島区としてもインバウンドで2023年までに900万人といった数字目標を掲げていましたが、ナイトタイムエコノミーにしても最早見直し必須であり、海外からの観光客を見込むより、より需要の巨大な国内旅行者を呼び込むような施策に転換していかざるを得ないのではないでしょうか。
つまるところ、そういった状況だからこそ、【Beyond the コロナ】コロナの先の世界においては、日本人に向けた需要の創出が求められています。
「ホビー」や「ガチャ」といったラインナップの拡充も、まさにそれを見込んだものなのかもしれません。こうなったらもう免税など掲げても意味がありませんし、外国人をターゲットにした商品展開も不必要です。むしろそんなことをやっていれば、日本人が寄り付かず廃業一直線でしょう。
そういう変化の兆しが、今まさに起きている!
それがコロナ後の世界となっていくのではないでしょうか。
だいたいガチャとかだったら、両替機を置いておくだけで良いしね🤣
接客も要らず人件費の削減にもなりますし、ソーシャルディスタンスも果たせてこれ以上ない楽な商材です。
いずれにしても、近いうちにすっかりインバウンド向けの観光地としてお馴染みとなっている秋葉原の様子を見に行って来ようと思います!
恐らく影響が甚大な分、池袋以上に早い変化が訪れているのではないかと思っているのですが、秋葉原も「オタクの聖地」というポジションは幻想になり、実際にはオタク離れが起こっている外国人向けの観光地ですからね。新たな方向性を模索する時期に突入しているんじゃないでしょうか。
結論としては、【池袋は“日本人向けの街”に向けて大きな路線変更を進めているのではないか?】という予想ですが、その結果がどうなるのか判明するのはもう少し先になりそうです。
キミはコロナ後の世界に乗り遅れるな!