ラーメン業界にもサブスクリプションの波が到来!
世界的にも人気が高まっている日本のラーメンですが、そんなラーメン業界にも遂にサブスクリプションサービスが導入!
秋葉原と池袋のサンシャイン60通りに店舗を出店している「東京豚骨拉麺ばんから」さんが、1ヶ月間、定額6,800円で1日1杯ラーメンが食べ放題になるサブスクリプションサービス「ラーメンパスポート」を開始。トッピングのパスポートも用意されており、2月3日からサービス開始となっています。
これで心置きなくラーメンが毎日食べられる、ラーメン好きには堪らないサービス!
ラーメンの種類も「ばんから」「つけめん」「とんこつ」の3種類から選べるので自由度も高く、トッピングも選べるので飽きのこないまさに時代性を感じさせるサブスクリプションサービスとなっています。
この度、濃厚な背脂の旨味が人気の「東京豚骨拉麺ばんから」の秋葉原店、池袋東口店で、1ヶ月6,800円で、「ばんから」「つけめん」「とんこつ」の3種類のラーメンを1日1杯まで食べ放題となる「ラーメンパスポート」を販売します濃厚背脂が特徴の「ばんから」(770円)なら1ヶ月9回、つけ麺(850円)なら、8回食べると、もとがとれる計算です。その他、人気ナンバーワントッピングの角煮が1ヶ月1,000円で1回につき1個提供する「トッピング角煮パスポート」、1ヶ月300円で味玉やメンマなどのトッピングが選べる「トッピングパスポート」をご用意しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000029839.html
定額6,800円ということは、1日1杯なので9回くらい行くとお得になるサービスです。「ばんから」さんには管理人も月に何度か行く事がありますが、何度かだと元が取るにはちょっと足りない😅
ラーメン自体を外食するのが月に10回もないので、そう考えると結構足繁く通う必要があるのでハードルが高いかも? 店舗が職場の近くにあり、休憩時間や帰宅時に通えるといった人だと最適かもしれませんね!
これはもう2日に1回は「ばんから」さんでラーメンを食べるというようなラーメン好きに向けたサービスとなっています。単純に食費という点から考えるとかなりお得なのは間違いなく、毎日通えば1ヶ月で30杯~31杯。770円で計算すると23,100円~23,870円、850円で計算すると、25,500円~26,350円なので、定額で6,800円を支払う事により、月に17,000~19,550円もお得になります。
購入方法はサイトにアクセスし、アカウント登録後会員券を購入。後は店舗で提示するだけ!
サービス開始日:2020年2月3日(月)
申込方法:下記URLにアクセスしてアカウント登録、クレジット決済にて購入。◆ばんからラーメンパスポート(秋葉原) https://www.favy.jp/shops/133482/plans/662
◆ばんからラーメンパスポート(池袋) https://www.favy.jp/shops/135940/plans/666◆トッピング角煮パスポート(秋葉原) https://www.favy.jp/shops/133482/plans/661
◆トッピング角煮パスポート(池袋) https://www.favy.jp/shops/135940/plans/665◆トッピングパスポート(秋葉原) https://www.favy.jp/shops/133482/plans/660
◆トッピングパスポート(池袋) https://www.favy.jp/shops/135940/plans/664
遂に飲食業界でも始まったサブスクリプションサービス。
大きな時代の潮流となっていくのでしょうか!
そもそもサブスクリプションサービスとは?
サブスクリプションというのは、最近様々な業界で導入されているサービスで、一定期間内の定額サービスを指します。
いわゆるモノを購入するのではなく、サービスを利用する権利を得るという考え方です。
分かり易いところでは、Netflix (ネットフリックス)さんのような動画配信サービスなどが有名でしょうか。従来と違う全く新しいビジネスモデルとして、自動車メーカー最大手のトヨタさんが自動車のサブスクリプション「KINTO」を発表し話題になった事も記憶に新しいところです。
サブスクリプションは、安定的な収益が確保出来る事から、あらゆる業種で導入が進められています。
しかし、一方で業種によっては全く向かないジャンルもあります。
例えばGoogleさんがゲームのサブスクリプションとしてサービスを開始したクラウドゲーミングプラットフォーム「STADIA」は、日経がGoogleの参入で任天堂はピンチ、終わるとかはしゃいでましたが、実態として今どうなっているかというと、サービスを開始したばかりにも関わらず、現時点においてGoogleは既にやる気を喪失。アップデートは放置状態に陥っており、ソフトの追加もままならないという状況になっています。
これはクラウドゲーミングが、まだまだプレイヤーが望むような水準でサービスを提供出来る状態ではないということもあります。他方、クラウドではないゲームプラットフォームとしてAppleさんがスタートしたサブスクリプションサービス「Apple Arcade」も低調です。そもそも大前提として、1つのゲームで数十時間~数百時間遊ぶことが出来るゲームというジャンルにおいて、ソフトを何百タイトルも用意して遊び放題と言われても、プレイヤーはそれだけのソフトを1ヶ月間で遊びつくす事は物理的に不可能です。
ゲームというジャンルにおいて、量がアピールポイントにならない。これは、動画配信サービスが何百作品見放題という量のアピールが優位に働く事に対して正反対であり、このように業種によって向き不向きがあるのがサブスクリプションサービス。
因みにマイクロソフトさんもサブスクリプションサービスを導入しており、こちらはコンソールとも併用でxcloudも好評なので、完全に使い方次第なところがありますが、いずれにしても何でもかんでもサブスクリプションサービスというわけにもいきません。
価格を抑えた定額とはいえ、毎月月額で一定のお金を支払うと考えれば、おのずとサービスに求める質も高くなってしまうので、サブスクリプションもメリット・デメリットを持っています。
飲食業界のサブスクリプションサービス、今度どうなる!?
少し前に「牛角」さんが、食べ放題飲み放題のサブスクリプションサービスを発表したら、お得すぎて申し込みが殺到し即終了したケースがありましたが、1ヶ月、11,000円で牛角食べ放題とか、そりゃあ人気が出ますよね。食費が浮きまくるので、牛角に通う事で節約にもなるというあまりにもお得すぎるサービス。
実際に「ばんから」さんのサブスクリプションサービスも非常にお得ですし、今後飲食業界でも大きく普及していきそうな気がします。
ただサブスクリプションサービスは完全な囲い込み戦略なので、言わずもがな行かないと損。それはつまり行動が固定化されてしまい、他のお店に通いづらくなるという1強多弱のサービスだけに、「食」という生活に欠かせない要素に直結するサブスクリプションなので、今後どういった形で折り合いがついていくのか注目です。
とりあえず「ばんから」に行こう!